もともとはツアープロがティショットを狙ったエリアに置きに行くためのクラブ

皆さんこんにちは。おぐさんです。今回は、ミニドライバーについて。テーラーメイドが過去に何度か発売し、近年では、4年連続で発売しているミニドライバー。標準的な長さがドライバーよりも短い43.75インチでヘッドサイズは304ccとドライバーと3Wの中間に位置するクラブとなっています。

もともとミニドライバーは、ツアープロの要望によって生まれたクラブ。長く大型化したドライバーでは不安な、正確なショットを要求され、なおかつ一定の飛距離が必要なホールなどで使う3Wよりも距離が出るクラブが欲しいという要望から生まれました。現代のドライバーは、標準的な長さでも一般的な長さの3Wと2インチ以上も差があり、ヘッドサイズが倍近く違います。ティショットで3Wを使うよりもミスに強く、もう少し飛距離が出るモデルとして作られているのがミニドライバーなのです。

ミニドライバーはドライバーが苦手なアベレージゴルファーこそ使うべき!

ツアープロが、ドライバーの使いづらいホールで使用するという非常にニッチな商品であるにも関わらず、日本では予想以上の販売数を記録しています。トップアマや上級者には、一定数のニーズがあり、狭いコースなどでプレーしている方には重宝されているようです。私個人としては、ドライバーが苦手なアベレージゴルファーほどミニドライバーを使うと安定したショットが期待できると考えています。昔のドライバーは、すぐ下の番手の3Wと半インチしか長さが変わらず、ヘッドサイズもわずかに大きい程度でした。

それが今では前述した通り、2インチ以上長く、倍近いヘッドに変わっています。ティアップした完璧な状態で打てるクラブなので、飛距離と安定性両方を求められるクラブとして必然的な進化なのですが、そのぶん他のクラブとの振り心地の差が大きくなり、ドライバーだけ違うスイングを求められるようになっていると私は感じています。ミニドライバーであれば、3Wなどの芝から打つクラブとのつながりもよく、短く、ヘッドターンのしやすい適度なサイズで、スクウェアなインパクトを迎えやすいので、安定したティショットが期待できます。

結果重視ならミニドライバー!楽しさを重視するなら何でもOK!

もしドライバーが苦手な方で安定したスコアを追求したいならミニドライバーは是非試してもらいたいクラブです。スコアよりも一発の飛びや、安定して最長飛距離を出したいと考えるなら、通常のドライバーを練習される方が良いでしょう。ミニドライバーは、通常のドライバーを問題なく使えるゴルファーには、レイアップクラブですが、通常のドライバーが苦手なゴルファーにとっては、安全にコースを攻めることができるクラブなのです。ただそれではつまらん!というゴルファーには、無理にとは言いません。そういったクラブで打った時にミスすると余計に傷つくというゴルファーもいます。そういった方は自身が納得できるクラブで打ってください!どんな選択であれ、自身が楽しければそれが一番ですから。

■オグさん(小倉勇人・おぐら はやと)
元ゴルフ雑誌編集者のスウィング&クラブアドバイザー。現在は千葉県にあるゴルフ練習場「ユニオンゴルフクラブ」にて「ゴルフフィールズ ユニオンゴルフ店」で店長をしつつ、過去の経験で得た知識を武器にゴルフライターとしても活躍中。飛距離は250ヤード、持ち球はフェード。ベストスコア68。