一般アマチュアにも使える? ヘッド体積300cc台のミニドライバー
オグさんがお答えします!
BRNR ミニドライバー……デザインがカッコいいから、とりあえず“欲しくなっちゃう”
ツアープロやアスリートゴルファーが使用するイメージが強いミニドライバー。ヘッド体積は約300cc、クラブ長さは43インチ台。460ccヘッドが当たり前の現代において、300ccヘッドの“ドライバー”を「使うべきアマチュア」はどんなアマチュアなのだろうか? クラブフィッターでクラフトマンの小倉勇人氏こと、おぐさんに聞いてみた!
写真/ゴルフサプリ編集部
もともとはツアープロがティショットを狙ったエリアに置きに行くためのクラブ
皆さんこんにちは。おぐさんです。今回は、ミニドライバーについて。テーラーメイドが過去に何度か発売し、近年では、4年連続で発売しているミニドライバー。標準的な長さがドライバーよりも短い43.75インチでヘッドサイズは304ccとドライバーと3Wの中間に位置するクラブとなっています。
もともとミニドライバーは、ツアープロの要望によって生まれたクラブ。長く大型化したドライバーでは不安な、正確なショットを要求され、なおかつ一定の飛距離が必要なホールなどで使う3Wよりも距離が出るクラブが欲しいという要望から生まれました。現代のドライバーは、標準的な長さでも一般的な長さの3Wと2インチ以上も差があり、ヘッドサイズが倍近く違います。ティショットで3Wを使うよりもミスに強く、もう少し飛距離が出るモデルとして作られているのがミニドライバーなのです。
で、一般アマチュアにとってはどうなの?
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