みんなできてる？　理想のアドレスは「垂直ジャンプして着地」これで完ペキ！

兼濱開人コーチがレクチャーする『キレイなドライバースイング』の作り方シリーズ。第3回はドライバーをキレイに気持ちよく振れるようになるアドレスのポイント。「とくに注意が必要なのは重心配分とボールの位置の決め方の2つです」と兼濱開人コーチはいう。
さっそくアドレスの姿勢をチェックしてみよう。

構成／三代 崇　写真／圓岡紀夫　協力／新武蔵丘ゴルフコース

ジャンプして着地！コレがキレイなアドレスで構えられるコツです！

飛ばしたい気持ちが強いと足の指に力が入りやすい点に注意しよう

ドライバーがキレイに振れている人はアドレスの姿勢もキレイでスイング中もカラダのバランスがしっかり保たれています。

このバランス感がミート率を上げる一番のポイントで、ショットの方向安定性と飛距離アップに直結します。
　
ところが遠くに飛ばしたい気持ちが先に立つと、ボールに対して気持ちが前に出るため両足の指に力が入りやすくなります。

足の指が力むとカラダの重心がツマ先寄りとなり、ダウンスイングからインパクトにかけて上体が前に突っ込みやすいのです。つまり前に転んでしまうようなスイングになりやすい危険な体勢ということです。

逆に重心がカカト側に乗りすぎるとダウンスイングからインパクトにかけて上体が起きてしまいやすくなります。

ツマ先体重はカラダが前に倒れて、カカト体重は後ろに倒れてしまう。そうした点に気を配ってバランスのいいアドレスを作ることを習慣づけましょう。

重心をどこに乗せるかというと母指球や土踏まずが目安となりますが、一番わかりやすいのは軽くジャンプして着地したときの姿勢を基準にするのがいいと思います。

重心がツマ先側にもカカト側にも偏らず、両足の裏の全体でカラダのバランスを支える感じがつかめます。あるいは一度両足の指にギュッと力を入れてから指の力を抜くというやり方もいいと思います。