アドレスは7:3で左足体重。このバランスを終始キープしましょう
レッスン前の神田さんのアドレス。両足を閉じて真っすぐ立っていたせいで、わずかにヨロけていた
遠藤 スイングの基本については、これまでやってきたことに留意して練習していただければ身につくと思います。本格的に飛距離を伸ばすのはこれからですが、美優さんは飛距離アップとスコアアップを同時進行させることがテーマですので、今回から数回は後者にウエートを置いたレッスンをしたいと思います。
神田 よろしくお願いします。どんなことをするんですか?
遠藤 スコアをまとめるにはグリーン周りからのアプローチが大事です。1ピン以内につければ2パットで収まる確率が高くなりますからね。ということで内容はアプローチです。
神田 パットはまだまだ課題山積ですが、1ピン以内なら何とか2つで収まるようになってきたので、アプローチがその距離に寄れば100が切れるような気がします。頑張ります!
遠藤 ではさっそくはじめましょう。まずはいつもやっている感じでピンまで20ヤードのイメージ打ってみてください。使用クラブは何ですか?
神田 58度のサンドウエッジです。(いつもの感じで5発打つ)
遠藤 わかりました。アドレスですが、スタンス幅が狭く、両足を閉じて立っていますね。
神田 お手本は渋野日向子プロのアプローチです。私的には大きく振らないし、真っすぐ立てると思ってこうしています。
遠藤 悪くはないですが、ストロークを拝見するとわずかにヨロけてちょっと不安定なので、ボール1個分程度でいいので両足の間隔を空けて立ちましょう。そしてやや左足体重にします。目安は7:3の左足体重で、この割合はアドレスだけでなく打ち終わるまでキープしてください。それと、いまのままだとボールが上がりすぎてショートするのでクラブを54度のウエッジにしましょう。
神田 よくショートするんですが、クラブのせいもあったんですね。アプローチは58度と決めつけてました。
目標を見たまま素振りをして、そのイメージが消えないうちに打つ
遠藤 もちろん距離や状況によっては58度も使いますが、まずは一定のクラブで一定の距離を打てるようにした方がスコアがまとまります。それと、美優さんの利き目は左右どちらですか?
神田 利き目というのは?
遠藤 ものを見るときにメインで使う目のことです。両手で輪を作ったら目線の正面に適当な対象物を見つけ、それが輪の真ん中に入るように両目で見たら、次に片目づつ閉じて見てください。その時に、両目で見た時と近い感じに見える方が利き目です。
神田 えーと、左目ですね。
遠藤 ではボールを左目で見るようにしましょう。視線もボールを打つまではブラさないようにします。これでアドレスは完成です。
神田 打つ前にいつも悩むんですが、距離感を出すにはどうすればいいでしょうか?
遠藤 まずはボールの落とし所を決めてそこを見てください。例えば5ヤード先にキャリーさせるとしたらそこを見ます。
神田 そこを見て素振りをすればいいですか?
遠藤 それでもいいですが、振り幅が小さくなってショートする可能性があります。これは目標に対する意識が薄くなるからですが、もしそうなったら落とし所を決めたら、目標を見て素振りをしてください。目標を見たまま2~3回素振りをして、そのイメージがなくならないうちに打つようにするといいでしょう。
神田 目標というのはピンですか?
遠藤 ピンがどこにあるかによって変わりますが、とりあえずはピン狙いでいいでしょう。結果的に1ピン以内にボールを止めることが目標なので。
神田 わかりました!
コーチ:遠藤璃乃
1994年生まれ。東京都出身。JLPGA TCP A級ライセンス、PGA of America Playing Ability Test (PAT)合格。中3年まではテニスに没頭。埼玉栄高校ゴルフ部からキャリアをスタートした。卒業後は米国へ留学して腕を磨くのみならず、ゴルフに特化したトレーニングについても本格的に学ぶ。2017年にはドラコン日本一決定戦 L-1グランプリに挑戦し優勝した経験をもつ。現在は東京都世田谷区のゴルフレンジプラスターでチーフインストラクターを務める。
生徒:神田美優
1996年生まれ。群馬県出身。女優・タレントとして活動している中で、全英女子オープンで海外メジャー初優勝した日本人選手に顔立ちが似ていることからゴルフタレントとしての活動も開始。最近では群馬テレビ「ダイアンのガチで!ごめんやす ゴルフ対決で勝ったら私を売り込んで!」にも出演(TVerで視聴可能)。Instagram @miyuu_kanda




