『確実にボールに当たるアドレス作り』これがアプローチを1ピン以内に寄せる第一歩
目指すは最大飛距離230ヤード超え!【ドラコン優勝コーチ・遠藤璃乃が教える】 飛ばし屋女子育成企画 Vol.7
飛距離アップとスコアアップを同時進行させたい! そんな夢を実現させるべく、ドラコン選手権で優勝経験のある遠藤璃乃コーチが100切り女子を完全バックアップ。挑戦するのはゴルフ大好き、モノマネからアクション、殺陣までなんでもこなすマルチタレントの神田美優さん。今回は、『確実にボールに当たるアドレス作り』を教わります。
撮影協力/GOLF RANGE PLUSTER 用賀 撮影/相田克己
アドレスは7:3で左足体重。このバランスを終始キープしましょう
レッスン前の神田さんのアドレス。両足を閉じて真っすぐ立っていたせいで、わずかにヨロけていた
遠藤 スイングの基本については、これまでやってきたことに留意して練習していただければ身につくと思います。本格的に飛距離を伸ばすのはこれからですが、美優さんは飛距離アップとスコアアップを同時進行させることがテーマですので、今回から数回は後者にウエートを置いたレッスンをしたいと思います。
神田 よろしくお願いします。どんなことをするんですか?
遠藤 スコアをまとめるにはグリーン周りからのアプローチが大事です。1ピン以内につければ2パットで収まる確率が高くなりますからね。ということで内容はアプローチです。
神田 パットはまだまだ課題山積ですが、1ピン以内なら何とか2つで収まるようになってきたので、アプローチがその距離に寄れば100が切れるような気がします。頑張ります!
遠藤 ではさっそくはじめましょう。まずはいつもやっている感じでピンまで20ヤードのイメージ打ってみてください。使用クラブは何ですか?
神田 58度のサンドウエッジです。(いつもの感じで5発打つ)
遠藤 わかりました。アドレスですが、スタンス幅が狭く、両足を閉じて立っていますね。
神田 お手本は渋野日向子プロのアプローチです。私的には大きく振らないし、真っすぐ立てると思ってこうしています。
遠藤 悪くはないですが、ストロークを拝見するとわずかにヨロけてちょっと不安定なので、ボール1個分程度でいいので両足の間隔を空けて立ちましょう。そしてやや左足体重にします。目安は7:3の左足体重で、この割合はアドレスだけでなく打ち終わるまでキープしてください。それと、いまのままだとボールが上がりすぎてショートするのでクラブを54度のウエッジにしましょう。
神田 よくショートするんですが、クラブのせいもあったんですね。アプローチは58度と決めつけてました。
右目? 左目? 確実にボールに当たるアドレスは利き目で見なきゃね
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