フォーティーン「TK-53/59ウェッジ」ザックリさせてくれないウェッジ登場?!
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「アプローチのザックリがなくなったら、どれだけスコアが良くなるか…」。そう思い続けているゴルファーに朗報! “世の中のザックリを撲滅させる”という心強いキャッチフレーズを纏ったウェッジが誕生した。ウェッジの命とも言えるソールのリーディングエッジに、物理的にザックリを排除できる機能を搭載した、フォーティーン「TK」ウェッジのニューバージョンがそれ。さっそくその実力のほどを検証すべく、編集部員がコースに持ち込みラウンドしてみた!
写真/相田克己
「TK-53/59ウェッジ」わざとザックリさせようとしても、ザックリしない!
「TK」ウェッジは、求める弾道によって選べる2種類のロフトを用意している。53度の「TK-53」は、キャリーとランが5:5の割合のランニングアプローチで寄せるのに最適。一方、ロフト59度の「TK-59」は、キャリーとランが7:3の割合のピッチ&ランで寄せることをイメージして作られている。ともに「ザックリとは無縁」がウリだが、試打では、それをいきなり実感させられることとなった。
「前のモデルよりもソールの性能の高さをすごく感じます。変な言い方かもしれないけど、ソールが“ヌルッ”と滑ってくれる。前作もザックリには強かったけれど、今回のモデルはそれ以上」と言うのは、40代で平均スコア90台の編集部員K。「謳い文句を検証しようと、ボールを右に置き、左足体重で構え、ロフトを立てて、わざとザックリさせようとしたのにザックリしない! リーディングエッジのカッティングのせいなのか全然刺さらないんです。いきなりコンセプトが体現されていることを実感しました」
ザックリ撲滅の立役者は丸みを帯びたソール。丸み形状が芝面に当たり、いかなるライでも突き進む。まるで戦車のように前進することから「Tankソール」と名付けられた。Kの言うとおり、ダフり傾向のゴルファーはミスを恐れ、ボールに対して鋭角にヘッドを当てに行くが、これではザックリを助長するばかり。そこで「TK」はリーディングエッジ側の形状を鋭角な入射角に対応できるよう緻密に計算。その結果生まれたのが独特の丸み形状をもった「Tankソール」というわけだ。
フォーティーン「TK-53/59」ウェッジ
■ヘッド:軟鉄(S25C)デュアルマテリアル複合鍛造 ※調角不可
■ロフト角:53、59度
■ライ角:64度
■クラブ長さ:34.75インチ
■仕上げ:パールグレー仕上げ
■シャフト(スチール):FS-WEDGE(130g)、( カーボン):FT62W_Ver2(65g)
■価格:¥28,600/ 本(税込)
公式HP:https://www.fourteen.jp/products/club/wedge/detail.php?id=308
「TK53/TK59」ウェッジの性能、ベテラン・ギア担当はどう思った?
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