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青マナの6代目は「BB」? ツアーAD新作はカッパーカラー?はニューシャフトが続々とツアーに登場!
6月27日〜30日に開催される資生堂レディスの練習日、ドライビングレンジで調整に励む選手たちの手にはニューモデルのシャフトを差したドライバーが握られていた。「ツアーAD」や「Diamana」、トゥルーテンパーの完全新作など、人気シリーズのニューモデルをレポートする。
写真/相田克己
女子ツアーでは珍しい? ツアーADの新作「GC」が目立っていた
グラファイトデザインのシャフトといえば男子ツアー、というイメージ。だが、最近はちょっと風向きが変わってきたようだ。練習場でまず目に入ったのが、ツアーADの新作「GC」。シャフトのカラーリングではあまり見たことのない、上品なカッパーカラーで彩られたニューシャフトを複数の選手が試していた。
ツアー通算24勝の元・賞金女王、全美貞もその一人。試打をしてすぐにドライバーとスプーンのシャフトを「GC」に差し替えたという。今年に入って『少し飛距離が落ちていた』という全美貞だったが、「GC」に変えた途端にその悩みは解消され『これで戦えます』と頬を綻ばせたという。
そして、ドライビングレンジの端っこで快音を響かせていた川岸史果も『しなりにクセがなくて、すぐにでも使えそうです。もう少しつかまえたいかな? 調整します』と「GC」に好感触を得ていた。
グラファイトデザインのツアー担当に「GC」の特徴を聞いた。
『特性としては、TPとPTの中間にあたるシャフトで、しなりもあって、弾きもあるタイプです。試してもらった選手の打球は、弾道が安定して、スピンが抑えられ、フケ上がらずに強い球になっています。
大きな特徴としては、これまで使っていたツアーADのマンドリルとは違うものを使っていて、中間部から先太になるスローテーパーであることです。振動数が出やすい仕様なので、振動数の数値からは硬めのシャフトと認識されると思いますが、振動数ほどの硬さは感じられないと思います。選手の皆さんも『硬さは感じません。逆に安定したしなりを感じます』と言ってくれています』
大型ヘッドが暴れないハリ感はありつつも、しなりを生かせる。という感じだろうか。これは市販が待ち遠しい、楽しみなシャフトだ。
また、ツアーADの「PT」を愛用していた上田桃子も「GC」をすでに使用している。初めて「GC」を打った時には『期待してないけど打つよ(笑)』と冗談を飛ばしていたとのことだが、2球ほど打ち終わると『良いかも』と目の色を変えたという。そこから2試合、連続して使用しているというので、今後も愛用シャフトとなるのかもしれない。
青マナの6代目「BB」とトゥルーテンパーの完全新作とは?
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