えっ、こんなのあったの? 人気の『Xフォージド』3つ目のモデルを試打してみた
今年4月に発売されて大ヒットしているキャロウェイの『Xフォージド スター』。同シリーズはストロングロフトの『Xフォージドスター』とアスリート・上級者モデルの『Xフォージド』の2モデルだと思っている人も多いだろうが、実は第3のモデル『Xフォージド スタープラス』も発売されていた(キャロウェイエクシクルーシブ限定発売)。さっそく打ってみました。
ヘッドサイズは他2モデルよりもちょっと大きくて安心感あり?
大ヒット中の『Xフォージド スター』に比べて、ゴルフ雑誌やYouTubeにもほとんど出ていない『Xフォージド スタープラス』。決して隠されていたわけではなくて、キャロウェイの公式ホームページにもしっかりと掲載されている。
『Xフォージド スタープラス』も他の2モデル同様に軟鉄鍛造の一枚モノ。バックフェースのデザインも『Xフォージド スター』に近い雰囲気で、シンプルなキャビティバックアイアンだ。
7番アイアンのロフトは30度。『Xフォージドスター』の7番が29度なので、1度大きい。一体、どんなアイアンなのか?
知り合いのフィッティング施設に問い合わせみると、1セットだけ『Xフォージド スタープラス』の試打クラブがあるということで、さっそく打たせてもらった。
構えた印象はちょっとだけ『Xフォージド スター』より大きく見える。トップブレードも少し厚めで安心感がある形状。3モデルの中で最もグースがあって、往年のキャロウェイ『X14』を彷彿させるネック回りになっていた。
打感はやっぱり最高! 日本人好みの軟らかさと食いつき感があり、『Xフォージド スター』とほぼ同じフィーリング。
編集部員の試打データ
弾道データを調べるとドライバーのヘッドスピード40m/sの私が打って、7番アイアンでキャリー135ヤード前後、トータル150ヤード前後だった。距離は『Xフォージド スター』より2、3ヤード落ちたが、ヘッドサイズが大きい分、安心感があって曲がり幅が少ない。ソールも『Xフォージド スター』より広いので、ダフったときでもそれなりに飛んでくれる。
球筋としてはストレートドロー。グースネックになっているため、打球がつかまりやすかった。ドロー系で少しスピン量は少なめだったが、打ち出し角は安定して20度を超えているので高さは十分。
価格も標準シャフトのラインナップも『Xフォージド スター』と同じ。『Xフォージド スター』は今でも欠品している店舗が多いが、『Xフォージド スタープラス』はキャロウェイのオンラインサイトからでも購入可能。
日本人のために開発された『Xフォージドシリーズ』だが、ロフト、飛距離、大きめのヘッドサイズ、つかまり感を考えると『Xフォージド スター プラス』が1番良いという日本人ゴルファーも意外と多いのではないだろうか。特にスライサーに悩んでいるタイプにはオススメだ。
高慣性モーメント時代のグリップは「右スクエア」「左フック」がいい!
今主流となりつつあるインドアでのゴルフ練習。限られたスペースでシミュレーターを使った練習は基本の確認やフォーム作りに...
「打てない3番ウッドは抜け」なんて、いつまで言ってるんですか?
アマチュアにとって当たらない・上がらない3Wよりも、ロフトがついてクラブが短めな5Wや7Wの方がやさしい。そう言われて、ス...
キャロウェイ『Xフォージド』の中古が人気! 2018年モデルなら半額以下!?
中古クラブの世界で30年!中古クラブに関する知識において、レジェンドと呼ばれる中山功一氏が中古クラブの得する扱い方を伝...