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ガーミン「Approach Z30」は最先端機能を手間なく使いこなせるスグレもの!野村タケオがコースで体感

野村タケオのゴルフ実験室

2024/07/03 ゴルフサプリ編集部 野村タケオ

ガーミン,Approach Z30

みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。今どきゴルファーの必需品といえば距離計測器です。レーザータイプのものとGPSタイプのものがあって、どっちを選べば良いのかわからないですよね。どちらにもそれぞれ長所と短所があるので難しいんですよ。しかし、GPS機器で有名なGARMIN(ガーミン)の新しいレーザー距離計は、なんと腕時タイプのGPS計測器と連動して、今までになかったような機能が使えるというんです。いったいどんな性能があるのでしょうか?全く想像できないので、さっそくコースで試してみました!
<取材・文・写真提供 ゴルフバカイラストレーター 野村タケオ>

今回ガーミンから発売されたのが「Approach Z30」というレーザー距離計。この「Z30」は互換性のあるガーミンのゴルフGPSウォッチなどと一緒に利用することができるということなのですが、まずはレーザー距離計としての性能を紹介します。もう今どきのレーザー距離計ですから、他のメーカーが搭載しているような機能はほぼあると言っていいです。

ガーミン,Approach Z30

測定距離は最大1300ヤード、ピンフラッグは400ヤードまで計測可能。ファインダー内は有機EL採用で見やすいし、赤色OLEDの表示で数字も見やすいです。もちろん高低差を加味した距離を表示してくれますし、それらの機能をOFFにする競技用モードへの切り替えもできます。競技用モード時にはLEDインジケーターが青色に点灯し、同伴競技者などに知らせることができます。本体側面にはマグネット内臓で、移動時にカートに付けておくこともできます。

ガーミン,Approach Z30

レーザー距離計単体としての使い心地ですが、ピンフラッグにレーザーは当たりやすいし、計測の時間も短いので全くストレスなし。大きさは112×80×39ミリで、小さくはないですが、ちょうど握りやすい大きさ。電池式ですが、約1年間使えるそうです。

ガーミン,Approach Z30

こんなふうに普通のレーザー距離計としての性能も十分なのですが、凄いのはここからなんですよ。互換性のある「Approach S70」などのGPSウォッチやハンディGPSナビ、またはスマホのガーミンゴルフアプリとBluetoothで繋げることで、さらに性能がアップするんです。
まずピンまでの距離を測るとします、すると当然ながらファインダー内で直線距離と高低差を考慮した打つべき推奨距離を表示してくれるのですが、同時にウォッチの画面にもグリーンの画面が表示されます。そしてそのグリーンの中でのピンの位置が自動的に補正されます。奥ピンなら奥に、手前なら手前に。

ガーミン,Approach Z30

そして「Z30」のファインダーの中ではそのピンの位置から手前のエッジまでの距離、奥のエッジまでの距離が表示されるんです。これが凄い。しかも自分が向いている方向からの手前エッジ、奥エッジの距離が表示されるのんです。また、ピンまでの距離が黄色のアーク線で表示されるので、たとえば同じ距離を打って少し左右にブレたときにバンカーに入るのか、グリーンには届くのかということがひと目で分かります。いや~こういうのって本当にマネジメントに役立ちますね。

ガーミン,Approach Z30

ピンまでの計測ではなく、コース上の木やバンカーなどまでを計測した場合は、コース図がウォッチ画面には表示され、計測したポイントの距離が赤色のアーク線で表示されます。これも狙い所を決めるのには役立ちますよね。ドッグレッグだとどの方向にどれくらいの距離を打てば突き抜けるのかとか分かりやすいし。
これらはガーミンウォッチだけでなく、スマホのガーミンアプリとも連携できるので、スマホの大きな画面で確認することもできます。

ガーミン,Approach Z30

ガーミンゴルフアプリと繋げると・・・さらに便利に!

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