8月以降はスリクソンも値下げか?

毎年、秋になると大手メーカーから新製品が発表されるので、夏はマークダウン商戦が盛り上がります。今年で言えば5月下旬から『タイトリストTSR』のドライバー、フェアウェイウッドがマークダウンされたので中古ショップでも売買が盛んになりました。タイトリストは2年周期でウッドの新製品を発売していますが、すでにPGAツアーでは新モデル『タイトリスト GTシリーズ』の情報が一部解禁されたこともあり、タイトリストユーザーはいち早くマークダウン品を購入しています。特に値下げ率が高いドライバーはよく売れています。

ただし、全体的な傾向としてマークダウン市場は縮小しています。その理由は海外の大手メーカーも昔のように販売期間中にずっと生産を続けることはなく、初回分がすべて売り切れて2回目の生産をしたら、そのモデルに関しては生産終了するメーカーが増えたからです。だから近年は発売直後に人気が出たモデルはすぐに在庫切れになって、次回の入荷が遅くなってしまうことが多いです。もう一つ、マークダウン品が減った要因はメーカーが販売店から製品を引き上げてしまうケースが増えたからです。

製品を引き上げる理由は安い価格で販売されるとブランドイメージが低下してしまって、次に発売する新製品の販売に悪影響が出てしまうからです。

というわけで大型の中古ショップでもマークダウン品の在庫は少なくなっていますが、タイトリストの『TSRシリーズ』はある程度の在庫があります。また8月に入ると、『スリクソンZX MkIIシリーズ』もマークダウンされると予想されています。『スリクソン』はアイアンが中古ショップで1、2位を争うくらい人気があるので、マークダウンされた瞬間に売り切れになる可能性が高い。もし狙っている人がいたら早い者勝ちです!

裏ワザ〈マークダウン商戦編〉

  • 狙い目は新モデルの発表前後
  • ドライバーが最も値下げ率は高い
  • メーカーが引き上げるケースが増えた

中山功一セレクト今月のオススメ中古No.1

タイトリスト TSR2 アクシネット ジャパン
PGAツアーで使用率No.1の『TSRシリーズ』ですが、決してアスリートゴルファー専用のドライバーではありません。特に投影面積の大きい『TSR2』は慣性モーメントが大きくてミスヒットにも強いので、アベレージゴルファーやシニアゴルファーでも十分に使えます。昔のタイトリストに比べると格段にやさしいです。

中山功一(なかやま・こういち)

かつてはフェスティバルゴルフでゼネラルマネジャーを務めるなど、中古クラブ業界に携わって約30年。ゴルフ雑誌での連載、中古ゴルフクラブ関連の著書も多数。テレビ東京系列「なんでも鑑定団」にも鑑定士として出演。