キャロウェイの「ミニドラ」どうなの? 80・90・100切りの3人で打ってみた!
パラダイム Ai スモーク Ti 340 ミニ ドライバー/アマチュア試打
キャロウェイの「パラダイム Ai スモーク」シリーズに、ドライバーよりもヘッドがコンパクトで長さも短い「パラダイム Ai スモーク Ti 340 ミニ ドライバー」が加わった。いま静かな話題を呼んでいる、いわゆる“ミニドラ”だが、いかなるゴルファーにどんなメリットがあるのか。今回はレベルの異なるアマチュア3人がコースで使ってみた結果をお知らせする。
写真/相田克己
ヘッドが小さく見えるかと思いきや違和感や不安感はゼロ
ロフト11.5度/パラダイム Ai スモーク Ti 340 ミニ ドライバー
「パラダイム Ai スモーク Ti 340 ミニ ドライバー」を試したのは常時80切りを目指すA、同90切りを目指すB、同100切りを目指すCの編集部員3名。順に「A=ドライバーが飛んでうまい」、「B=飛ばないがそこそこまとまる」、「C=飛ばなくてスコアがまとまらない」といったキャラだ。まずはアドレスしてみた感想からいこう。
A 体積340ccと普通のドライバーよりかなり小ぶりなヘッドだけど、長さが43.5インチで短いせいか、ヘッドの小ささは全く感じない。不安はないですね。
B そうですね。460ccを見慣れているから絶対小さく感じると思ったけど、思ったよりヘッドの投影面積が広いから不安になるほどのギャップはないですよね。逆にシャローヘッドで楽に打てそうな印象さえあります。
C 僕はさすがに小さく見えました。でも、構える前に素振りをした時にすごく振りやすかったので、新たに不安が湧き上がってくるようなことはありません。
ロフト13.5度/パラダイム Ai スモーク Ti 340 ミニ ドライバー
B ロフトが11.5度、13.5度の2タイプがありますが、ちょっとフェースが見える感じ、ありませんか?
A それはボールを上から見すぎているせいじゃない? 逆にこれくらいロフトがあると、フェースが見えたら上から見過ぎているとわかってよかったりして。
C なるほど、それはいいかも! 重さは…普通のドライバーよりはちょっと重いですかね?
B 僕はこれくらいの重さがちょうどいいと思った。いまのドライバーは軽すぎると思っていたから。
A 確かに。ヘッドが大きいのに軽いと、ヘッドの存在を感じられないところがあるから、僕もこれくらいの重さがいいと思いました。取り立てて重いわけでもないですからね。
C ティアップは低めになりますよね。不安があるといえばそこかな。
A 普通のドライバーで高めにティアップしている人は不安になるかもしれないけど、まあ、それは慣れの範疇でしょ。
B そうですね。ティアップが高いとテンプラになるかもしれないし。でも、3Wで低くティアップして打つよりはずっと安心感がありますよ。
C それは言える!
「パラダイム Ai スモーク Ti 340 ミニ ドライバー」は、可能な限り投影面積を大きくしたシャロー形状。460ccと比べた場合に、思ったほどヘッドの小ささを感じない。また、シャフトが43.5インチと短いこともあって安心感も備えている様子。ロフトラインアップは通常のドライバーより大きい11.5度と13.5度の2種類となっている。
・フェース素材/構造:鍛造 FS2S チタン/Ai スマートフェース
・ボディ素材:8-1-1 チタンボディ+トライアクシャル・カーボンクラウン+スクリューウェイト約4g+バック約12g
・クラブ長さ:43.5インチ
・ヘッド体積:340cc
・ライ角:57度
・クラブ重さ:約324g(TENSEI 60 for Callaway・S)
※アジャスタブルホーゼル
“ミニドラ”が欲しくなりそうな状況を選んで試打スタート
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