トップの位置、確かめてみて!FW・UTが当たらないのは体が伸び上がってるからかも
吉本舞がコーチ スコアメイクの万能クラブFW&UTの使いこなしテク教えちゃいます! VOL.3
FWやUTを上手に使いこなすには安定したトップと切り返しの動きも重要なポイント。「自分に合ったトップを作り、クラブを正しい軌道から振り下ろせるようになればナイスショットの回数が劇的に増えますよ」と吉本舞コーチ。さっそくレクチャー願おう。
GOLF TODAY本誌 No.626/110~111ページより
構成/三代 崇 写真/相田克己 協力/東京ゴルフスタジオ
トップの位置を知るには右手素振りがオススメ。切り返しは左肩を下げるイメージで!
自分のトップの位置を知ろう
ココに注意!
右手でしっかり叩けるポジションが理想的なトップ
FWやUTがうまく当たらないという人の多くはトップの位置が安定していなかったり、切り返しでカラダが浮き上がったりしています。そのためクラブヘッドの軌道がブレやすくミート率が上がらないのです。
トップはバックスイングの終点であると同時にダウンスイングへと向かう出発点ですが、一番大切なポイントは右手でボールをしっかり叩けるような準備体勢を作るということにあります。そこで右手素振りで自分のトップの位置を把握しましょう。右手でクラブを持ち、胸をしっかり右に回してクラブをスムーズに上げていきます。右ヒジが地面を指して、右手の人差し指あたりにクラブが乗ってきて重さが感じられればOK。右手のヒラを真上に向けるのは極端ですが、昔のレッスンでよくいわれたような「出前持ち」の感覚がいいと思います。
次に左腕を伸ばして右手に添えます。たいていは届きませんから左手の位置まで右手を戻して両手をグリップしましょう。肩甲骨の可動域は個人差があるのでトップの位置も人それぞれですが、その位置からボールを叩けるイメージが浮かんでくれば自分に合ったトップのポジションとなります。
ただしダウンスイングへと向かう瞬間に左肩が浮き上がってはせっかくのトップが台無しです。切り返しでは左肩を下げるくらいのイメージを持ちましょう。インパクトまで前傾姿勢をキープしやすくなり、ミート率が格段にアップしますよ。
トップからはカラダを少し沈ませる感覚
ココに注意!
吉本 舞
佐賀県出身。USLPGA Teaching&club Professionalの資格を取得し、現在は森守洋が主宰する東京ゴルフスタジオで多くのアマチュアをレッスン。一人一人の悩みに寄り添った丁寧でわかりやすい指導で好評を得ている。
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