簡単にマネはできないけれど軸の不動だけでも参考にしよう!

パリオリンピックの男子ゴルフは、松山英樹選手が銅メダルを獲得しました。日本の男子では初となるメダル獲得。さすがメジャーチャンピオン、と言わざるを得ない快挙でしょう。

松山選手のスイングはすべてがアマチュアゴルファーのお手本であり、参考にすべきところが満載といえます。そのため「ここを、ぜひ!」というようにポイントをひとつに絞ることが難しいのですが、敢えていうならばスイング中、軸を微動だにしないところでしょう。

頭、体幹、下半身と、どこを見ても、常にどっしりと安定しています。そのうえで、カラダを十分に捻ったり、下半身を確実に先行させて切り返したりと、柔と剛を併せもった打ち方といえます。

ハンデキャップやゴルフ歴にかかわらず、トッププレーヤーである松山選手のようにカラダを使うことは難しいものですが、せめて、頭や背骨など、スイング軸を動かさないで打つ意識はしっかりともってほしいと思います。

よいショットを打つための要素は多々ありますが、なかでも前記した「頭」を不動にすることはとても重要で、これがきちんとできているとボールコンタクトが非常によくなります。ボールとフェースがうまく当たらない、トップやダフりなどが多い…こんな悩みのある人は、松山選手を参考にして、不要なカラダの動きをなくすようにしましょう。

松山英樹
2021年の「マスターズ」で日本人男子初の4大メジャー制覇を達成。2024年には「ジェネシス招待」で優勝、アジア勢最多となるPGAツアー9勝目を挙げた。同年開催されたパリ五輪では銅メダルを獲得。日本男子ゴルフ初のメダル獲得という快挙を成し遂げた。

24年「パリ五輪」では日本男子勢初となるトップ3で銅メダルを手にした。

解説:宮川岳也(みやかわ たけや)
USGTFティーチングプロ。埼玉県の練習場とインドアスタジオでレッスンを行っている。