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つま先上がりの傾斜。ピンまでは100~120ヤード、ターゲットに飛ばすにはどうする?

もう少しでシングルがシングルプレーヤーになった話

2024/08/06 ゴルフサプリ編集部 もう少しでシングル

つま先上がり

傾斜からのショットはアマチュアゴルファーにとっては難しいです。今回はつま先上がりの傾斜からショットの打ち方をまとめてみました。難易度が高い極端なつま先上がりの場合には次のショットを打ちやすい場所に脱出することを優先することも選択肢になります。

極端なつま先上がりのライで無理していませんか?

先日ゴルフ友達とラウンドしている時にこんなことを聞かれました。それは、「今日もそうだったけど、2番のミドルホールはティーショットがいつも右の斜面のラフなんだよね。斜面で止まってしまうことが多くて、ボールの高さはいつもヒザからモモくらいのつま先上がり。この斜面からどう打つのが正解?」でした。私は、「つま先上がりの中でもかなり難易度の高い斜面なので、フルショットは難しい。番手を2番手か3番手上げて、スリークォーターかハーフスイングで、ターゲットを右目に設定して打つ」と回答しました。

すぐにゴルフ友達から「残り距離はピンが左サイドなら120ヤード、右サイドなら100ヤード。グリーンの右サイドは花道で、左サイドはバンカーだけど、グリーンを狙う?」と聞かれました。私の回答は、「グリーン左サイドに入れてしまうのが一番ダメ。ピンが左サイドでも、グリーン右サイドを狙って、2番手大きめの9番アイアンで打つ。グリーン右サイドの花道でOK、グリーンに乗ったらラッキーかな」です。さらに、「ボールの位置がモモくらいで難易度が高いと思ったら、そもそもグリーンを狙わずに、3打目でなるべくグリーンオンできる位置に脱出することを優先するかも」と付け加えました。ボールの高さが足首からすねぐらいならフルショットやスリークォーターで打てますが、さすがにヒザとかモモの高さになるとハーフスイングぐらいしかできないと思います。そんな難易度の高いライからターゲットに毎回打つのはアマチュアゴルファーにはなかなかハードルが高いと思います。

つま先上がりのライから起こりやすいミスは?

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