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APEXアイアンの最新モデルをツアーで発見!中空・複合ヘッドらしからぬ? スピンで「止まるボールが打てる」らしい
「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」の練習日、練習場でキャロウェイ「APEX」アイアンの最新モデルを発見。契約プロだけでなく契約外のプロも、その感触を確かめていた。
写真/相田克己
「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」でAPEX「Ai200」アイアンがローンチされた
プロアマ問わず人気のキャロウェイ「APEX」アイアンの最新モデルが、「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」でローンチ。女子プロたちがテストを行なっている現場に遭遇した。
これまでの「APEX」アイアン同様、最新モデルも複合構造のようだ。ただ、パッと見ではシェイプがよりシャープになった様子で、その見た目はツアープロに好評だろうことが想像できる。
ネック部分を見ると「Ai200」と刻印されている。モデル名は「APEX Ai200 アイアン」ということだろうか。他モデルもラインナップされそうだが、その点についてキャロウェイのツアー担当者に少し話を聞くことができた。
『今回、プロにテストをしてもらっているのは、ヘッドが小ぶりなAi200です。このモデル以外に、Ai200よりもサイズがやや大きいAi300というモデルが存在します。あまり詳しくは話せませんが、ヘッド素材は軟鉄鍛造で、ボディも鍛造で成型されています』
軟鉄素材の鍛造ボディ、鍛造フェースで構成されたヘッドということで、打球感には期待が持てそうだ。そのほかの特徴についても教えてくれた。
『9番とPW以外、8番よりも上の番手が中空構造になっています。また、フェースは、AIによって設計された金型で鍛造されたAIフェースを搭載しています。パラダイム Ai-SMOKEなどと同様に打点ブレによる飛距離ロスを抑制し、優れたパフォーマンスを発揮します』
ここからは、テストをしていたプロの声を紹介しよう。まずは、柏原明日架から。
『やさしいけどヘッドが大きすぎないし、(ヘッドが)短いですよね。前のAPEXアイアンよりも、ヘッドが小ぶりになったように見えます。操作性はあるけど、従来モデルのやさしさはそのまま残っています。打感はあまりバチーン!みたいな感じはなくて、フォージドっぽい打感、フィーリングですね』(柏原)
やさしさは欲しいが、やさしさを求めると弾き感のある打感や意図せず飛びすぎるといったマイナス面が付いて来ることがある。だが、今日打った「APEX Ai200 アイアン」には、それが感じられないと言う柏原。プロ好みの見た目、操作性、打感とやさしさのバランスはとても良さそうだ。
次に上田桃子の感想を紹介する。
『食い付く感じの打感が良いです。ショートアイアンがすごく良さそう。9番アイアンの見た目が一番好きですね。7番とか上の番手はちょっと丸みがありますよね。全体的には顔良いし、打感良いし、上がるし、やさしいし、打ってる感じだと球が止まりそうだし。めっちゃ簡単だと思います』(上田桃子)
“簡単”という言葉を多用していた上田桃子。見た目はカッコいいプロモデルだが、ゴルファーを選ばないやさしさを備えていると強調していた。
木村彩子は、現在使用中のアイアンに満足しているとのことだったが『今のアイアンと比べて、マイナスなイメージは…ないですね(笑)。シャープで構えた印象も良いですし、スピンも入ってくれます。変えるかどうかは、もっと試してみないとわからないです』とのこと。
最後は“アイアンで悩み中”という岸部桃子。
『アイアンはフェードを打ちたいんですが、最近ちょっと曲がりが気になっていて。でも、この新しいアイアンは曲がらないですね!』と喜びながら、キレイなフェードボールを連発していた。
『顔も好みですし、打感も気持ちいいです。それから、重り(ウェイト)を少し軽くしてもらったら、ヘッドの入り方も良くなって当たりがさらに良くなりました。それに、スピンがしっかり入ってますよね。止まるボールが打てると思います。でも、中空アイアンぽくないスピンの入り方ですよね。練習ラウンドでもっとテストしてみます』とかなり好感触。
バックフェースのウェイトを2g軽くしてもらったことで、ややダフリ気味だったインパクトがガラリと変わってボールをクリーンにとらえられるようになっていた。ちなみに、このバックフェースのウェイト交換は、市販品ではできないとのこと。市販品でもウェイトをいじれると…楽しそうなのだが。
前述した4名のプロ以外にも金田久美子といった契約外のプロも試していた「APEX Ai200 アイアン」。プロの評価を聞く限りでは、前作からかなり進化・改良が施されていることが感じられる。
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