インパクトゾーンで体が伸び上がるのは「右足軸のダウンスイング」が原因です!
連載 ゴルフお悩みレッスン「われらアマチュアお助け隊」【第67回】
巷で人気の個性豊かなティーチングプロが、ワンポイントに絞ったレッスンで、アマチュア読者のお悩み解決に挑む!
ゴルフトゥデイ本誌627号/76~79ページより
協力/エースゴルフクラブ赤坂 取材/平山 讓 撮影/相田克己
今月のアマチュア、山頭 聡さんのお悩み
山頭 聡さんのお悩みは…
ショット全体でなぜかチーピンが多発しています
スイングでは「回転」をしっかり意識しているつもりなのですが……
ゴルフ歴 | 20年 |
---|---|
スポーツ歴 | 少林寺拳法 |
平均スコア | 90 |
ドライバーの飛距離 | 220ヤード |
好きなクラブ | 8番アイアン |
今月のお助け隊員/南田陽平プロ
チーピンのお悩みワンポイントに絞って解決しましょう!
山頭 聡さん
よろしくお願いします!
山頭さんのアイアンショットを見てみましょう!
テークバックからトップまでは力強いですし問題なしです!ダウンスイング以降を修正してミスを減らしていきましょう!
主な原因はココだ!!
ダウンスイングで右足軸で体を回転させてしまい、インパクトで体の回転が止まり、伸び上がりながら打つためチーピンのミス出ていた!
左への踏み込みがないままでインパクトを迎えている!
ダウンスイングで腰を右足軸に回してしまっている!
ワンポイントレッスン
クラブを腰に当ててダウンスイングの「順番」を確認してみましょう!
腰は回すのではなくそのまま左へスライドさせる!
ここをチェック!
【腰は「回転」よりも左へ「スライド」!】
(写真左)トップでは右足に圧を感じ
(写真中)腰を回さず左へスライドし
(写真右)左足裏に圧を感じながら身体を回転!フォロースルー
【「スライド」なら上体の前傾角度が保てる!】
(写真左)後方から見てみると
(写真右)伸び上がっていないことがわかる!
カンタンな練習の繰り返しでミスを減らしましょう!
【ヒザの位置をキープしてみよう!】
右頁でレッスンした、クラブを腰に当てての下半身の動きの補足です。バックスイングで左ヒザを右ヒザに寄せるように内側に向けてしまう人がよく見受けられます。バランスが崩れてスムーズに体を回転できなくなります。バックスイングでヒザの位置がキープできると、体のバランスがとれスムーズな動きを実現できます。
お悩み解決!
Before
右足軸で体が開いたダウンスイングが……
After
左への「スライド」ができています!
今回のお助け隊員
南田陽平
【動画レッスンも大人気体とギアの使い方を指導】
大学ゴルフ部を卒業後に指導者の道へ。ゴルフショップ店員としてクラフト技術を身につけながらティーチングプロテストに合格。バイオメカニクスを駆使した、体とギアの使い方をわかりやすく指導。ケガのないスイング作りで上達を促し、ジュニアからシニアまで生徒多数。動画レッスンも大人気。
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