熱せられたクラブはヘッドの分解やシャフトから“すっぽ抜け”の危険アリ

連日の猛暑というよりも酷暑が続く日本列島。そんな中、キャディバックを車内に置き忘れるという失態を犯してしまった。しかも、2日間に渡って……これは”たられば”の話はなく、先週末にゴルフサプリ編集部員が自家用車のトランクの中にうっかり置きわすれてしまったのである。

取材で使用した後、いつもならすぐに家に持ち帰るのだが、その日は猛暑の中での取材だったため疲労困憊。「後で出せばいいや」と思ったはいいが、そのまますっかり忘れてしまったのだ。以前から、キャディバックの車内放置はいけないことと知っていたのだが、完全なうっかりミスだ。

さて、炎天下における車内温度は50度を超える。しかも、ダッシュボードの上などは70度を超えるほど熱せられるという。サンシェードなどで対策していたとしても、近頃の猛烈な暑さの中においては、車内温度が50度を下回るということはないのではないか。

このような過酷な環境下にゴルフクラブ、ゴルフボールを放置してしまったら、どのような影響がもたらされるのだろう。改めて、おぐさんことクラフトマンでクラブフィッターの小倉勇人氏に教えてもらった。

おぐさん『まず、ボールは長時間、高温に晒されると、本来の性能が正しく発揮されなくなり、飛ばなくなったり、スピンがかかりにくくなったりします。
次にコワイのが接着剤を使ったゴルフクラブへの影響です。最近のゴルフクラブは、ヘッドに接着を採用するモデルが増えています。もちろん高温対策はされているでしょうが、劣化を早めるのは間違いありません。
そして、高温に晒されたことによって、具体的にはヘッドパーツの分解の可能性、ヘッドがシャフトから外れてしまうといったことが考えられます。
また、ソケットの緩みにもつながりますね。シャフトとヘッドの接着部分に隙間ができ、シャフトからヘッドが抜けやすくなる原因にもなります。もし、炎天下の車内にクラブを放置してしまったとしたら、早めに状態を確認しておくことをオススメします』

せっかく揃えたマイクラブのヘッドが、次に練習やゴルフに行った際にスッポンスッポンと抜けてしまうかもしれない!? これは…なんとも厳しい現実を突きつけられてしまったものだ。

もしこの暑さの中でキャディバックを車内に放置してしまったのであれば、すぐにクラブの状態確認とメンテナンスを!
ワタシも急いでショップに持って行かなくては!