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ウェッジの組み合わせは「56・12」「60・08」が最強なのか?【スコアを作る セッティングの再確認・ウェッジ編】

【ダグ三瓶・クラブ選びの超知識】

2024/08/18 ゴルフサプリ編集部

バウンスを使い分けていますか?

これは、ここからさらに複数本入れられるのか? もしくは1本しか入れられないのか? で大きく変わってきます。

ハイロフト(54度~)のウェッジを複数本入れられる場合には、それぞれの使用用途、使用場面を想定して、それぞれに違う性質のものを入れられる可能性があります。

たとえば、56度、60度のセッティングだとして、56度はバンカー、アプローチに主に使い、60度はさらに上げるアプローチやシビアなコンディションでの使用だとすると、56度はハイバウンス系、60度はローバウンス系などを組み合わせることが可能になっていきます。

これが、冒頭で2つ目に挙げた、バウンスを使い分けていますか?

につながります。

バウンスはその活用方法で、いろいろなショットを打つことが可能になります。
単純に、ミスに強いからという理由から、メインのアプローチ用クラブはハイバウンスというのももちろんありですが、であるからといって、すべてのウェッジをハイバウンスにしなければならないというものではありません。

ゴルフ場ではあらゆるライコンディションになります。その際に、ハイバウンスの方が打ちやすい、もしくはローバウンスの方が打ちやすい、という場面に遭遇することでしょう。
そういった時に、ハイバウンスとローバウンスのウェッジを組み合わせて入れることで、対処しやすくなるというメリットがあります。

いっぽうで、下のウェッジが1本しか入れられない場合。
これらをすべて自分のテクニックで賄わなければなりません。
構え方、ヘッドの入れ方など場面々々に応じた引き出しがかなり必要になってきますが、いかがでしょうか?

そのためにも、ウェッジの本数を増やしていった方が合理的かもしれませんね!

ハイバウンスとローバウンスを組み合わせるといろんな状況に対処できる。

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ダグ・三瓶(だぐ・みかめ) ブリヂストンスポーツ、アクシネット ジャパン インクと日米2つの大手メーカーに所属。その中でクラブ開発、ツアー担当、マーケティング、フィッティングなどを担当。ツアーレップ時代にはあのボブ・ボーケイ氏に日本で唯一の弟子と認められていた。現在、フリーとなり迷い多きアマチュアゴルファーにアドバイスを送ってくれることとなった。