ワキにタオルを挟み落とさないようにスイングする

スイングで生まれる出力をロスなくボールに伝えることが飛ばしのポイント。それにはクラブと体が一定の距離を保ったまま動く必要があります。特にインパクト前後では手が体から離れたり、逆に近づきすぎないことが重要です。

よく言われる“手打ち”は、手でクラブを動かすことで、バックスイングでグリップエンドが体から離れてしまい、それがインパクトで近づいて手元が詰まる。また、インパクトからフォローで手が体から離れていく、といったことも起こってボールにエネルギーが伝わらないのです。

グリップエンドと体の距離を一定にするには、ワキにタオルを挟み、それを落とさないようにスイングするのが効果的です。ワキが適度にしまっていれば腕とクラブが一体化するので手が好き勝手に動きません。その結果、グリップエンドと体の間隔が保ててインパクト~フォローで手を体の近くに置いたままにできます。

また、アマチュアの方の中にはスイング中にバランスを崩してしまう人もいます。体の近くに手を置いて振れると出力が増すので、なおさらそうなる人がいるかもしれません。

そんな人は、ややカカト体重でアドレスしてもいいでしょう。こうするとインパクトからフォローでクラブの力に負けることなく、ハンマー投げのようにクラブと体が引っ張り合う格好になって最大限のパワーを引き出すことができます。

蛭田みな美
ひるた・みなみ。ゴルフを始めたのは3歳。2014年「⽇本⼥⼦アマ」、2015年「⽇本ジュニア」で優勝するなど、アマチュア時代から活躍。2016年のプロテストに1発合格。JLPGAツアーでの初優勝は2023年「CAT Ladies 2023」。