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ピンまで165ヤードの池越えショット。ひと番手上のクラブを持つべき?

もう少しでシングルがシングルプレーヤーになった話

2024/09/05 ゴルフサプリ編集部 もう少しでシングル

池越え,ショートホール,パー3,PAR3

ピンまで165ヤードのしびれるシチュエーション。あなたはピッタリの番手でしっかり打ちますか? それとも1番手上のクラブでリラックスして打ちますか?私は普段の練習内容やグリーン奥のアプローチのしやすさによって持つ番手が変わってくると考えています。
写真/ゴルフサプリ編集部

池越えはピッタリの番手、それとも1番手上のどちらを選ぶ?

先日、90切りを目指しているゴルフ友達のAさんとラウンドしていたら、こんなことがありました。パー4のセカンドショットがピンまで165ヤードの池越え。池の端からピンまでは20ヤードぐらいありました。Aさんは160ヤードをしっかり打つイメージで5番アイアンでショットしたら、ダフッってしまい池ポチャになってしまいました。ホールアウトした後に、Aさんから「セカンドショットの池越えは、5番アイアンだとピンまでピッタリ、それか1番手上のユーティリティで打つか迷ったけど、どちらを選んだ方が良かったと思う?」と聞かれました。みなさんなら、このようなシチュエーションで、どちらのクラブを選択しますか?私の回答は「普段の練習の内容によって変わります」です。その理由をこの後説明させていただきます。

回答が練習内容によって変わるのは?

私はまずAさんに、「普段の練習場でライン出しやスリークォーターの練習をしていますか?」と聞きました。というのも、1番手上のユーティリティでグリーンを狙う場合、ナイスショットをするとグリーンオーバーになってしまうので、ライン出しやスリークォーターのショットをする必要があります。ライン出しやスリークォーターの普段練習をしていない方がぶっつけ本番でチャレンジすると、ゆるんでしまって、結果は同じ池ポチャになってしまうことが多いからです。特に今回のケースでは、残りが165ヤードあり、ライン出しやスリークォーターで打つにしても比較的難易度が高いシチュエーションになりますので、普段の練習は必須です。普段からライン出しやスリークォーターの練習をしているのであれば、1番手上のユーティリティでライン出しでグリーンを狙った方が良いと思います。

一方で、私の質問に対しAさんは「練習はしているけど、まだ上手く打てない」と回答しました。それほど練習をしていないなら、今回のようにピンまでピッタリの距離をフルショットで打った方が良いと思います。ラウンド中にぶっつけ本番のチャレンジをしても上手くいかないことの方が多いと思います。今回のシチュエーションでは、ダフッてしまったために池ポチャになりましたが、少なくとも145ヤードのキャリーが打てれば池を越えることはできます。ナイスショットで160ヤードのクラブでショットを打っているので、相当なミスショットをしない限りは少なくとも池を超えることはできると思います。私は今回の池ポチャはクラブ選択のミスというよりは、単純にミスショットだと思います。

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セカンドショットがピンまで165ヤードの池越えで、避けなければならないのは池ポチャです。池に落としてしまえば、その後グリーンオンしてもダボオンになってしまいます。ライン出しやスリークォーターの練習をしていないなら、ピッタリの距離の5番アイアンのフルショットで狙った方が良いと説明させていただきました。ただ、グリーン奥からのアプローチがしやすい状況であれば、1番手上のユーティリティのフルショットでグリーン奥でもOK、グリーンに止まればラッキーという攻略ルートもあります。グリーン奥からアプローチをしてもボギーオンすることができます。

また、そもそも165ヤードの池越えショットに自信がないなら、もちろん池の手前に刻むことも攻略ルートのひとつです。池の幅にもよりますが、70から100ヤードのサードショットでグリーンオンできれば、それもボギーオンです。パーをどうしても取りたいと思うならセカンドで池越えチャレンジ必須ですが、ボギー狙いでラウンドしているようなら攻略ルートの選択肢はひとつではありません。さまざまな攻略ルートの選択肢からご自身のゴルフスキルに合った選択をするべきだと思いますよ。

それでは、引き続きアマチュアゴルファー目線で役立つ記事を投稿できればと思っていますので、次回の投稿を楽しみにお待ちください。

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プロフィール

もう少しでシングル(ペンネーム)
東京都内在住の40代のサラリーマンゴルファー。2011年にゴルフを始め、現在のJGAハンディキャップは5.1。2020年にはヘッドスピードアップにチャレンジし、42.4m/sからスタートし、61.0m/sまでアップ。2020年からシングルプレーヤーになる過程を記録するために、ブログ「シングルプレーヤーへの道は遠い?」を運営。