アスリートからはアイアン型UTも人気

夏の中古ショップでは比較的、クラブの動き(売買)は落ち着いていますが、9月は秋のゴルフシーズンと新製品発売の時期が重なるので、一気に活発になります。

今年の傾向で言えばドライバーはキャロウェイの『パラダイム Ai SMOKEシリーズ』やテーラーメイドの『Qi10』は安定して人気があり、両メーカーが7月に発売したミニドライバーも高値で売買されています。ミニドライバーの人気は予想以上でしたね。ピンでは『G430シリーズ』の需要が高いのですが、なかなか中古に出回っていないのが実状です。

もう一つ、今年のトレンドとしてはフェアウェイウッドやユーティリティのハイロフトを探している人がすごく増えました。フェアウェイウッドで言えば21度や24度、ユーティリティだと25度以上のモデルが例年以上に売れています。その要因としては、PGAツアーの選手でも7番ウッドを使っていたり、日本の女子プロでも5U、6Uを入れて活躍する選手が増えた影響が大きいでしょう。

フェアウェイウッドやユーティリティは最新モデルだけではなくて、テーラーメイドの『SIM2シリーズ』やピンの『G425』『G410』もまだまだ人気があります。

一方、アスリートゴルファーはアイアン型のユーティリティを探している人が多いです。モデルとしては『スリクソン ZXユーティリティ』やテーラーメイドの『SIM UDI』の3U相当がよく売れています。

私も長年、中古ショップ市場に携わってきましたが、以前は中古ショップでも“見栄”でクラブを買う方も多かったのですが、最近のゴルファーはすごく現実的。とにかくコースで結果が出るクラブや、スコアアップにつながる1本を探す人が増えたことで、ハイロフトウッドの需要が伸びたと思います。

裏ワザ〈ハイロフト系ウッド編〉

  • プロ使用モデルは買取価格が高値キープ
  • 3年以上前のモデルになると格安価格に
  • 2本セットで買うとお値引き交渉可能!?

中山功一セレクト今月のオススメ中古No.1

エピック MAX FW キャロウェイゴルフ
かつて『ヘブンウッド』を大ヒットさせたキャロウェイはハイロフトのフェアウェイウッドを作るのが得意なメーカー。2021年モデルの『エピックMAX』は11Wまでラインナップがありましたが、7W・9W・11Wでもアドレスしたときに構えやすいのがオススメポイントです。

中山功一(なかやま・こういち)

かつてはフェスティバルゴルフでゼネラルマネジャーを務めるなど、中古クラブ業界に携わって約30年。ゴルフ雑誌での連載、中古ゴルフクラブ関連の著書も多数。テレビ東京系列「なんでも鑑定団」にも鑑定士として出演。