古江の沖縄でのツアー出場は過去に1回だけ

日本の女子ツアーは3月に沖縄・琉球GCで開催される「ダイキンオーキッド」でシーズンのスタートを切るのが恒例です。

古江はこの大会には2021年の1回しか出ていません。

意外かもしれませんが、古江がプロテストに合格したのは2019年10月でした。
翌20年はコロナ禍で大会は中止。22年からは主戦場をアメリカに移したため、物理的に出られたのが21年だけ、というわけです。
この時の成績は3日目に67で回ったものの最終日は77で、通算1オーバーの33位でした。

風に対してどうプレーするか

那覇からほど近い琉球GCに比べて、北部の名護市にある喜瀬CCは海が近いこともあって強い風が吹くこともあります。

そのコースで注目ホールとして挙げたいのは9番パー5と17番パー3です。

9番(通常営業時の「やんばるコース」9番ホール)は585ヤード。女子プロたちの距離からするとドライバーとフェアウェイウッド(FW)を繋いで3打目はウェッジか、せいぜいショートアイアンでグリーンを狙えるでしょう。

ところが300ヤード飛ばす地元の男性が「アゲンストだと3打目がFWになることもある」と言っているのを聞いたことがあります。

逆にフォローの風が吹いた場合は、最終ホールのイーグルで逆転でのメジャー制覇を達成したエビアンの時のように果敢に2オンを狙うのか。
あるいは横風の時にはどうするのか。風に乗せる。ぶつける。下をくぐるような低い球を打つのか。どのように対処するのか見ものです。

17番(通常営業時の「うみかじコース」8番ホール)は180ヤードの設定となりました。9番も同様ですが、これは通常男性がバックティとしてプレーする長さです。
女子プロならユーティリティぐらいの距離ですが、大きく打ち下ろすので、その距離のジャッジをどうするか。

またコースの中でも海に近いホールで、ボールが上がりやすい番手を持つことになるため風の影響をより受けます。その中でクラブと球筋をどのように選択するのでしょうか。

「日本タイトル」への意気込み

4日の公式会見では「バーディ合戦になると思うので、最後まで気を抜かずにバーディを取っていかないといけないな、と思います。自分は『日本タイトル』を持っていないので、そこは意識して頑張っていけたら」と日米両ツアーでのメジャー制覇への意気込みを語りました。
バーディ合戦を意識したゴルフとはどんなものなのか。想像するだけで楽しみです。

同組の竹田麗央、神谷そらとの“競演”も楽しみ

予選ラウンドの2日間は、先週の「ゴルフ5」で今シーズン5勝目を挙げた竹田麗央。昨年大会優勝者の神谷そらとのペアリングという最高の舞台を主催者の日本女子プロゴルフ協会は用意しました。

3人がお互いにいいプレーをしての競演が多いに楽しみです。

(取材・文/森伊知郎)