第6世代の青マナと白マナは性能の差が明確になった?

まず、従来の青マナと白マナの違いを整理してみよう。
青マナはタイガー・ウッズが使用したことで広く知られるようになったシャフトだ。中調子でシャフト中間部が大きくしなるが、適度な張り感があり、ヘッドが暴れない。高ヘッドスピード帯のゴルファーが叩いても安定したショットが得られる。
対して白マナは、元調子の叩けるシャフトの代名詞的シャフトだ。シャフト全体にしなりを感じられるが、スイング中の挙動の安定感は抜群。また、ほどよくつかまるが、つかまりすぎないところが魅力。
いずれもツアーの実力者が知る三菱ケミカルが誇る人気シリーズだ。

では、それぞれが第6世代となった「ディアマナWB」と「ディアマナBB」を比べてみて、関はどのように感じたのだろうか。さっそく話を聞いてみよう。試打スペックはどちらも63S。

『結論から言うと、従来からある青マナと白マナの違いを明確に感じられます。ここ何年かは青・白・赤の特徴の差が狭くなってきていたように思っていたのですが、BBとWBはその差が少し広くなったと感じます』

「ディアマナBB」と「ディアマナWB」では、青と白の性能差が明確になったという関。では、なぜ白マナ派が「ディアマナBB」に興味を持つのだろうか。

『その前にまず、それぞれの試打感を話しますね。ディアマナWBは元調子ですが、手元側にもしっかり感があって叩きにいけます。しっかり振っていってもつかまりすぎることがありません。ダウンスイングからインパクトにかけての安定感もあって、インパクトでは“球持ちの良さ”が感じられます。ボールを押しこんでいける感覚ですね。これまでの白マナとの違いは、先端部のネジレがより抑えられているのですが、だからといって“硬い”印象がないこと。ヘッドの挙動をより安定させながら、振り抜いていけるしなやかさがあります』

『次に、BBですがしなり量がそれほど多くなく、しなり戻りというか復元が速いですね。それでいて、先端に剛性を感じられるので、WB同様に大型ヘッドに対する挙動の安定性が高まっています。ミート率も良くなりそうですし、適度なつかまりやすさもありますね。個人的には従来から青マナには、切り返しからの走り感があって、それが好ましいと思っていましたが、その走り感もしっかりあって良いですね。
WBを使っている人がBBにも好感を持つポイントは、細部に違いはありますが、ダウンスイングからインパクトにかけてのシャープ感というか走り感が似ているからでしょうか。どちらも“遅れ感”がなく、また挙動の安定性が高いです。また、僕はフッカーなのでWBのほうが好みなのですが、どちらもドロー・フェードを打ち分けられる操作性があります』

人によって違いはあれど、WBとBBの優れた点には重なる部分があり、その重なった部分に対して良さを感じているのではないかと言う関。

『だから、これまで青マナひと筋の人が、WBに惹かれるということもあるでしょうね。第6世代になって、青と白の違いは明確になったけれど、それぞれ同じような部分で進化向上が図られているので、その部分が幅広いゴルファーのニーズに共通して合致するのではないでしょうか』

なるほど。元調子のシャフトでしかタイミングを取れない記者なので「ディアマナWB」に好感を持っていたのだが、今度「ディアマナBB」を試してみよう。