「打ったら終わりのイメージ」で距離感が合いやすい!左足上がりからの50ヤード【中井学】
残り50ヤード攻略のコツを中井学がレッスン(5)
一見やさしそうな左足上がり。だけど打ってみたら大ダフリやキャリー不足で大ショート。そんなミスを徹底的に防ぐ決め手とは?
GOLF TODAY本誌 No.627/44ページより
振り抜き意識が距離感を狂わせる一番の原因
左足上がりの斜面から打つときは、平らなラフから打つときとスイングをなるべく変えないようにします。
打つ前に近くの平らなラフで素振りを数回繰り返しスイング幅や力感で、サンドウェッジで50ヤード先のピンを狙うならこんな感じかなと距離感のイメージをつかんでおきましょう。
左足上がりの場合は出球が高くなりやすく、キャリーが低下しますから、一番手大きいアプローチウェッジがベストです。傾斜がもう少しきつければピッチングウェッジを選択するといいでしょう。アドレスでは斜面と平行には立たないで、カラダをなるべく垂直にセットします。クラブを胸の前で真っすぐ垂らし、両ヒザの高さを調整してアドレスを作るのがポイントです。
スイングに関しては斜面に沿って振るイメージとなりますが、クラブを目標方向に振り抜こうとした瞬間に距離感を合わせるのが難しくなる点に注意。バックスイングは平らなラフで素振りした感覚でいいですが、この場合はクラブを振り抜かなくても構いません。
むしろインパクトで終わりのイメージでヒットし、フォロースルーは惰性にまかせる感覚です。
左足上がりでは、カラダはできるだけ真っすぐ
フラットな場所で素振りをしてみよう
インパクトしたら終わりのイメージ
AWのインパクト集中スイングで40~45ヤードくらい打つ!
レッスン:中井学
なかい・がく/1972年4月14日生まれ、大阪府出身。2003年からプロコーチとして活動し、数多くのツアープロの初優勝に貢献。40歳を過ぎてからプロテスト合格を果たし、トーナメント出場。アマチュアレッスンにも定評があり、YouTubeの「中井学ゴルフチャンネル」では登録者約25万人の実績を持つ。
7番ウッドはヘッドスピード40m/sだと、どのくらい飛べばいい? 目安は180〜190ヤード?
みなさんこんにちは。オグさんです!今回は、アベレージゴルファーのスコアメイクにおいて、僕が最も有効だと考えるクラブ(...
カップまで1mのパットのストローク。軌道は「直線」? それとも「曲線」?
ゴルフにまつわる原理原則が本当にそうなのかまずは疑い、徹底的に分析したドクター・清永明。常識を覆し、ゴルフの上達スピ...
あなたのドライバー、8番アイアンのように振って3Wより飛びますか?【スコアを作る セッティングの再確認・ドライバー編】
クラブ選びのスペシャリスト・ダグ三瓶(みかめ)がアマチュアゴルファーへアドバイスをおくるコーナー。「いいスコアを出す...
飛ばないのはクラブと腰が同じ方向に動くのが原因だった?【勝又優美・アマチュアの悩み解決】
やさしくてわかりやすい指導で安定した人気を誇る勝又優美プロが、これまでに多く相談されてきたアマチュアのお悩みを披露。...