ツアー唯一のドラコン大会。昨年の優勝者は竹田
14日の土曜日に全選手がホールアウトした後に行われるのは「2024朝日インテックpresents ドライビング女王コンテスト」。 1998年に始まり、竹田は昨年も271.3ヤードを記録して優勝しています。
メジャー初勝利を挙げた先週の「ソニー日本女子プロゴルフ選手権」の会見では、次の目標を聞かれて「来週、ドラコン大会があるのでそれを頑張りたいです。去年初めて出て優勝できたので連覇を目指したいです」と、このイベントで「連覇」することを挙げました。
今シーズンのツアーでの平均飛距離は262.67ヤードで1位の穴井詩とはわずか0.4差の4位ですから、勝機は十分あるといえます。
勝利にこだわる理由は?
とはいえ、これはあくまでイベント。
優勝しても年間女王のポイントへの加算などがあるわけではありません。それでも勝利にこだわるのは誰にでもわかりやすい「一番飛んで、一番強いゴルファー」を目指しているからではないでしょうか。
ドライバー(ティショット)を飛ばせばそれだけピンまでの距離が短くなってスコア(成績)も良くなりそうなもの。ただ、それが簡単にはいかないのは皆さんも普段のラウンドでよくおわかりかもしれません。
このドラコン大会で優勝して年間女王にもなったのは2011年の福嶋晃子(1996&97年に賞金女王)だけです。
メルセデスランキングでトップを走る竹田が、ドラコン女王と年間女王を同一年に達成すれば初の快挙となります。
かつてのタイガーやジャンボのように
一番飛ばす人が一番強い、となれば単純明快で、ゴルフを良く知らない人たちにも興味を持ってもらえるようになり、人気や裾野の拡大に大いに貢献するはずです。
これを実践していたのがジャンボこと尾崎将司とタイガー・ウッズでした。
尾崎は1995年に賞金王と平均飛距離1位(他にも平均ストロークなど4部門で1位。94年以前は飛距離部門のランキングがありませんでした)になっています。
タイガーは絶頂期にはティショットで3番ウッドや2番アイアンを使うことが多く、同時期には「飛ばし屋」ジョン・デイリーなどもいたため、シーズンでの平均飛距離部門で1位になったことはありません。それでもここ一番でのドライバーショットは誰よりも飛ばして他を圧倒していたイメージがあるのではないでしょうか。
この2人はゴルフファンでなくても名前を聞けばわかるでしょう。竹田もその域に達する可能性が十分にあるということです。
15人で争う「飛ばしの競演」
ドラコン大会に出場するのは最大15人。2球ずつ打って、飛んだ方がその選手の記録となります。
試合中とはまた違う“マン振り”が見られるかもしれないイベントが行われるのは、2日目の全選手ホールアウト後(午後3時半ごろを予定)。
もし現地観戦するなら、こちらも必見といえそうです。
(構成・文/森伊知郎)




