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コースで真っすぐに立ちたい、構えたい!「また右に飛んだー!」を防ぐ方法とは?

打つ前に思い出したいワンポイントアドバイス(1)

2024/09/20 ゴルフサプリ編集部

ティショット

ボールを打つ前にちょっと思い出してほしい!思い出したらミスショットを回避できる!そんな打つ前に思い出したい基本的なワンポイントアドバイス。ゴルフに行く前にチョロっと読んでいってください!今回はなぜか右に飛んじゃうミスを回避するワンポイントアドバイスです。
写真/相田克己 協力/サザンヤードカントリークラブ

良い当たりなのに右に飛ぶのは、右を向いてアドレスしているから

アマチュアゴルファーの多くがターゲットに対して正しく構えられていないことが原因でミスをしています。特に多いのが、ターゲットよりも右を向いて構えてしまう人。この記事の担当編集者がティーイングエリアで定点調査をしたところ、9割のアマチュアがターゲットよりも右を向いて構えていたとのことです。

では、なぜターゲットに対して正しく構えらないのでしょうか?その原因は、ボールに構えてから“方向を確認”しているからです。右を向いて構えてしまう人は、前傾した状態で首を回してターゲット方向を確認しながら打つ方向を確認・微調整していることが原因です。逆に左を向いてしまう人は、構えをほぼ作り終わってから上体を起こしてターゲット方向を確認・微調整していることが原因です。
そのどちらも、確認・微調整の過程で「肩」のラインがどんどんターゲットの右や左を向いていきます。これによって、ターゲットに対して正しくアドレスできなくなっているのです。

ほぼアドレスの状態から目標を合わせると右を向きやすい

この状態から目標を見るとターゲットラインと視線が交差し、目標方向に肩のラインを向ける形となってしまい、目標の右を向いて構えてしまう。

体を起こして方向を合わせようとすると左を向きやすい

アドレスの状態から体・頭を起こして目標を見ると、徐々に肩のラインが左を向いていく。視線は目標だが、左を向いた肩のラインに合わせてスタンスも微調整するので目標の左を向くことになる。

いかがでしょう。身に覚えがあるのではないでしょうか。
目標方向に正しくアドレスできない原因は、アドレスを作りながら目標方向を確認していることにあります。
この問題を解消するのは、いたってシンプル。フェースを目標方向に合わせて、そのフェースのライン(ターゲットライン)に対して体(肩・腰・スタンス)のラインが平行するように、構えます。

より具体的にアドレスまでの流れを解説します。

ボールにデザインされているアライメントラインやデザインを利用して、目標方向に向けてボールをティーアップします。その際、ボールと目標を結ぶライン上にスパット(目印)を探してスパットを活用するのもオススメです。
目標方向に向いたラインや目印を確保したら、そのラインに対してフェースを向けます。そして、フェースを向けたターゲットラインに対して肩・腰・足のラインが平行になるようにします。フェースのラインに対して体のラインを直角に、ターゲットラインに対して平行にするということですね。
それができたら、僕の場合は左足の位置を調整、次に右足の位置を調整してスタンスを作り、アドレスを完成させます。
ティーショットでは、この一連の流れを思い出してティーアップしてみてください。ターゲットに対して正しく構えることでき、良い当たりなのに右に飛んだー!なんてことが減ること間違いなしです。

ちなみに、プロはここまでの流れを練習場で何度も反復して練習しています。ですから、ゴルフ場に来たら何も考えずともターゲットに正しく構えることができるのです。ぜひ練習の際に取り入れてみてください。また、多くのプロはスパットを活用しまくっています。細かい作業かもしれませんが、目標に正しく構えることが自然とできるようになると、ミスショットは格段に減りますよ。

運よくティーマーカーが目標方向にピタリと向いていたら、ティーマーカーをガイドライン代わりに活用するのもアリです。ただし、ティーマーカーが打ちたい方向を向いているとは限らないので注意してくださいね。
高橋良明プロ

レッスン/高橋良明プロ
1983年生まれ、東京都出身。2013年プロ入会。サザンヤードCC所属。ツアーに挑戦するかたわら、ゴルフ専門誌やウェブメディアでテスターを務める。毎年出る新製品をほぼ打ち尽くす試打のスペシャリストでもある。

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