初Vならずも大器の片鱗を窺わせる清水大成!“体と腕の調和が取れた”ドライバースイングを解説!
国内男子ツアー「パナソニックオープンチャンピオンシップ」で2位となったものの、素晴らしいプレーを見せてくれた清水大成のスイングを解説。
写真/ゴルフサプリ編集部
カラダと腕のバランスの高さは秀逸。 双方を調和させたスイングで飛距離も正確性も得ている
先週末に行われた国内男子ツアー「パナソニックオープンチャンピオンシップ」は平田憲聖選手が優勝し、今シーズン4勝目を挙げました。
この試合の最終日、最終組、首位で出たのが清水大成選手。平田選手に逆転されて2位となり、初優勝はおあずけになりましたが、彼のシンプルでスムーズなスイングはぜひ参考にしてほしいと思います。
清水選手本人が自主的に行っているか否かは別として、彼のスイングはカラダの回転と腕の振りをバランスよく使うスイングといえます。
バックスイングは手や腕を「ヒョイっ」と持ち上げたりせず、カラダの回転と腕の動作をシンクロさせながら行っています。切り返しもきちんと下半身を先行させて動作を開始。もちろん、その後のダウンスイングも下半身先行の動きに同調・連動させてカラダ、腕、クラブを追随させて淀みなくスイングしています。
ゴルフスイングは手や腕ばかり振ったり、カラダばかり回したりすると、よい結果につながりません。しかし、アベレージゴルファーの多くは、このようなスイング・振り方をしていることがほとんど。そのため、目標スコアをクリアすることが難しいのです。
ショットが安定しない…。飛距離が出ない…。こんな悩みがある人は清水選手のようにカラダの回転と腕の振りをシンクロさせてスイングする練習を常に行ってほしいと思います。
解説:宮川岳也(みやかわ たけや)
USGTFティーチングプロ。埼玉県の練習場とインドアスタジオでレッスンを行っている。
1年の中でベストスコアが出やすいのはいつ? そこに合わせて14本を考える!【ダグ三瓶・クラブ選びの超知識】
クラブ選びのスペシャリスト・ダグ三瓶(みかめ)がアマチュアゴルファーへアドバイスをおくるコーナー。今回は前回に引き続...
「いまのティショット、何点ですか?」スコアがよくなるナイスショットの判断基準
アマチュアゴルファーの多くはラウンド中に「どう打とう?」ばかりを考えている。だから、ティショットがフェアウェイキープ...
目標が90切りなら「56度でピッチショット」よりも距離感をつかみやすい転がしを武器にしよう
グリーン周りのアプローチを難しく考えて、ザックリや往復ビンタで無駄にスコアを乱していませんか?グリーン周りのアプロー...