6つの項目を指数化し、その合計でドライバーの難易度を判断する

みなさんそれぞれに、いま自分が使っているドライバーのスペックをご存知のことと思いますが、それが世のドライバーの中でどの程度難しいのか、易しいのか。はたまた自分に合っているのかどうかは、にわかに判断しづらいと思います。そこで今回は特に前者について、お手持ちのドライバーの難易度を客観的に判断する方法をお伝えたいと思います。

僕は「ドライバーの難易度指数」と呼んでいますが、独自の判断指数をもとに、ドライバーがどれだけハードなのかを数値化したものです。スペックについては細かい要素がたくさんありますが、難易度指数はヘッドとシャフトそれぞれ3つずつ、計6つの要素から診断します。

まずはヘッドからですが、(1)ロフト角、(2)ヘッドの大きさ(容量)、(3)ヘッドの形状の3項目で、それぞれを以下のように指数化します。ハイロフトやルール外のヘッド容量もまれにあるので、一応含んでいます。

1 ロフト角と指数

7.5度(7度)以下………10
8.5度(8度)……………9
9.5度(9度)……………8
10.5度(10度)…………7
11.5度(11度)…………6
12.5度(12度)…………5
13度以上…4(ハイロフト)

2 ヘッドの大きさ(容量)と指数

430cc以下……………10
430~440………………9
440~450………………8
450~460………………7
460以上…………………6(ルール外)

3 ヘッドの形状と指数

ディープ………10
中間……………8
シャロー………6

次はシャフトで、④重量、⑤硬さ、⑥キックポイントの3項目。ヘッド同様それぞれを以下のように指数化します。シャフトによって振動数が異なりますが、ここではフレックス表記を目安とします。

4 シャフト重量と指数

90g台…………………10(ほとんどありません)
80g台…………………9
70g台…………………8
60g台…………………7
50g台…………………6
40g台…………………5
30g台…………………4
80g台…………………9

5 シャフトの硬さと指数

XX以上………………10
X………………………9
S………………………8
SR……………………7
R………………………6
A………………………5(メーカーにより呼称が変わる)
L………………………4(レディス)

6 キックポイントと指数

元調子………………………10
中元調子……………………9
中調子………………………8
先中調子……………………7
先調子………………………6

ここで一例を紹介しましょう。6項目それぞれの指数が以下のようだったとします。

1 10.5度…………… 7
2 460cc…………… 7
3 中間…………………8
4 60g台…………… 7
5 S……………………8
6 中調子………………8
計45

それぞれの指数を合計すると45となり、これが例で示したドライバーの難易度指数になります。最後にこの数字を以下に当てはめてください。

ドライバー難易度指数とスペック

60………………超ハードスペック
55~60……… ハードスペック
50~55……… ややハードスペック
45~50……… 平均的なスペック
40~45……… ややソフトスペック
35~40……… ソフトスペック
30~35……… 超ソフトスペック

例示した難易度指数は45ですので、平均的なスペックになります。これは独自の判断基準でひとつの目安ですが、自分のドライバーがどんな位置付けなのかを確認し、スペックが自分にとってハードすぎないか、あるいはソフトすぎないかを確認していただければと思います。オーバースペックかアンダースペックかがわかれば、もっと振り心地のいいドライバーがある可能性が高いですからね。

吉本巧
よしもと・たくみ ゴルフ修行のため14歳から単身渡米。南フロリダ大在学中は全米を転戦するなど11年間にわたって選手とコーチを経験したのち、日米の20年の経験から吉本理論を構築。プロやアマチュアのスイングコーチをはじめ、フィジカルトレーナー、プロツアーキャディー、メンタルコーチング、クラブフィッティングアドバイザーなども務める。現在は東京・中央区日本橋浜町の「吉本巧ゴルフアカデミー」で指導中。「吉本巧のYouTubeゴルフ大学」も人気。