太平洋クラブ軽井沢リゾートがリニューアル! 併設ホテルでは至福の空間も
太平洋クラブ軽井沢リゾートの浅間コースと併設ホテルがリニューアルし、グランドオープンしました。日本屈指のリゾート地で提供される最高レベルのサービスをご紹介します。(写真提供/太平洋クラブ)
ゴルファーが最高の居心地を得られるラウンジ
ここでプレーする機会があったら、併設するホテル「Villa The Club KARUIZAWA」に滞在することがオススメです。
理由は、新たに誕生したバーラウンジ「Ifs and Buts」に足を運んでみればわかります。
写真家・宮本卓氏の作品が飾られ、世界中から集められたゴルフ関連の書籍や小物も並ぶラウンジのバーカウンターには「EURO CAVE」の大型ワインセラーが鎮座。
高級ホテルのバーで飲むのは…との心配は無用。ここではワインやウイスキーなどのアルコールにソフトドリンク。おつまみもすべて「セルフプレー」で選ぶシステムが採用され、アルコールのボトルには価格が明記されています。
ワインは概ね3900円と7900円の2種類。30台を出したお祝いに。あるいは、明日こそは70台!とのゴルファー心理をくすぐる、絶妙な設定です。
五大シャトーでの祝杯も可能 ただし“過少申告”は禁物…
ホールインワンで盛大にお祝い!!となった際には、コレクター垂涎の「スクリ―ミング・イーグル」や五大シャトーもあるので、こちらはスタッフにお声かけを。
クラブハウスに隣接しているので、プレーの後はお風呂で汗を流して、快挙の興奮が冷めないうちに乾杯、となれば最高の気分です。
そうでなくても「Ifs and Buts」の名前の通り。その日の「言い訳」と「たら、れば」を肴に仲間とグラスを傾けるのは楽しいもの。
太平洋クラブ軽井沢リゾートは浅間と白樺の36ホールがあるので、「Villa The Club KARUIZAWA」に泊まって2ラウンドするのもお勧めです。
ただしゴルファーとして、どんなに酔いが回っても、ラウンジでの飲食で“過少申告”はしないように…
レストランのワイン庫は4000円~100万円まで1000本を常備!
ホテルにある3つのレストランでは、併設するワイン庫「カーヴマリガン」から食事に合う1本を選ぶこともできます。
常時1000本の在庫を備え、価格も4000円ほどから100万円前後の超高級品まで揃っているので、シチュエーションに合わせた選択が可能。本格レストランで4000円~というのは良心的なので、食事時に飲むだけでなく、購入して持ち帰る人も多いそうです。
「世界へ誇る最高のリゾートコース」へと改修
8月に国内シニアツアー「マルハンカップ 太平洋クラブシニア」が開催された浅間コースは、「全米オープン」や「全米プロ」開催コースの改造を数多く手がけたリース・ジョーンズ氏によって改修されました。
太平洋クラブ御殿場コースの全面改修(2018年)にも携わったジョーンズ氏が改修したポイントのひとつがバンカーです。
まるでスタンプを押したように平らだったものを、配置変更や周囲にアンジュレーションをつけることでゴルファーからより良く見えるようにし、ショットの前から視覚的なプレッシャーを与える“ハザード”となりました。
グリーンは10ホールで拡張され、攻略にはよりハイレベルのマネジメントを要求。
そして18番はティーイングエリアからグリーンまでの全てをクライマックスにふさわしいものに作り直し。「マルハン」では伊沢利光がこのホールを含む上がり3連続バーディーで逆転優勝したのは記憶に新しいところです。
打ちのめされても……それはそれで楽しい
目指したのは、軽井沢ならではの「世界へ誇る最高のリゾートコース」。ただし戦略性が高まったコースで不本意な内容になったとしても、「Ifs and Buts」での“酒の肴”になる話題が増えたと思えば、楽しく贅沢な気分になれるはずです。
軽井沢は間もなく紅葉の時期。絶好のタイミングで最高のゴルフ体験をしてみるのは、いかがでしょう?
(取材・文/森伊知郎)