ヤマハのゴルフクラブは世界初のカーボンウッドが原点

今では、ゴルフクラブのヘッドもカーボンコンポジットが当たり前となっているが、その嚆矢を放ったのはヤマハだった。1982年に世界初となるカーボンヘッドでゴルフに参入。既にテニスラケットやスキー板、アーチェリーなどFRPの加工技術を生かした製品を製造販売していた同社だからこそカーボン(CFRP)製のヘッドを製品化出来たと言うことだ。

これを知る人にとっては、インプレスの最新ドライバーにカーボンフェースが採用されたことは、当然と思えるし、むしろ、やっと発売したかという印象を持つだろう。
「インプレス」というシリーズもまた、ヤマハの主力だった。2002年に誕生し2016年にその座をRMXに譲った後は「飛び」に特化したシリーズに位置づけられていた。

「飛び」優先であったがゆえに「ハイテク&スタイリッシュ」というヤマハのイメージから少し外れた印象だったが、最新作はヤマハのブランドイメージにふさわしい高機能&スタイリッシュなクラブとして復活した。

ヤマハゴルフクラブの第一号はカーボンヘッドだった。

フェースに独自のカーボンを使用したコンポジット構造

特性の異なる2つのタイプをラインナップ

ヘッド特性に合わせたシャフト

インプレス ドライブスター ドライバー試打評価

やさしさ抜群のTYPE/D 強い弾道の叩けるTYPE/S

ブラック&シルバーで統一されたカラーリングでどちらもストレートなフェース向きです。ヘッド形状が違いますが、見た目の差はそれほど大きくありません。しかし、打つと特性は大きく違います。TYPE/Dは、大慣性モーメントヘッドなのに球のつかまりが抜群。球の上がりやすさも持っているので、スライサーやプッシュアウトが多い人にオススメ。TYPE/Sは低スピン&中弾道の強い球で、球のつかまりは控えめなので、しっかり叩いて飛ばしたい人にオススメです。

どちらも構えやすいストレートなフェース向き。スイートエリアも広くてミスヒットにも強く、初速も出ます。何よりカーボンフェースとは思えない爽快な打球音も魅力です。
テスター高橋良明
(たかはし よしあき)
1983年生まれ、41歳、東京都出身。2013年プロ入会。ツアーにチャレンジする傍ら、多くのゴルフメディアでクラブの試打を行って来たベテランテスター。現在はアマチュアのレッスンを行っている。サザンヤードCC所属。

インプレス ドライブスター TYPE/S ドライバー

球をしっかり叩いて飛ばすカーボンフェースドライバー

構えやすさを追求したストレートなフェース向きとオーソドックスなヘッド形状に高初速を生むカーボンフェースを搭載。重心位置の最適化でつかまり過ぎと吹き上がりを抑え、しっかりと叩いて強い弾道で飛ばせるモデル。

SPEC
ヘッド体積/460㎤
ヘッド素材/フェース:カーボン、本体:811チタン+カーボン
ロフト/9.5、10.5度
シャフト/SPEEDER NX for Yamaha M-425D(R、SR、S)
価格/9万7900円

インプレス ドライブスター TYPE/D ドライバー

球をしっかりとつかまえて飛ばす高初速+高慣性モーメントドライバー

カーボンフェースの高初速性能に加え、フェースの軽量化による、高慣性モーメント化、低重心化、重心角の拡大で、ミスヒットに強く、球のつかまりに優れる設計。オートマチックに球をつかまえて飛ばせるドライバー。

SPEC
ヘッド体積/460㎤
ヘッド素材/フェース:カーボン、本体:811チタン+カーボン
ロフト/10.5、11.5度
シャフト/SPEEDER NX for Yamaha TM-425D(R、SR、S)
価格/9万7900円