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正しいハンドファーストは「ボトルのフタ」が下になる? じゃあ正しいトップではどっちを向くのが正解?

連載 ゴルフお悩みレッスン「われらアマチュアお助け隊」【第70回】

2024/11/24 ゴルフトゥデイ 編集部

巷で人気の個性豊かなティーチングプロが、ワンポイントに絞ったレッスンで、アマチュア読者のお悩み解決に挑む!

ゴルフトゥデイ本誌630号/76~79ページより
協力/エースゴルフクラブ赤坂 取材/平山 讓 撮影/相田克己

今月のアマチュア、吉田友広さんのお悩み

吉田友広さんのお悩みは…

吉田友広さんのお悩みは…

ドライバーを高弾道で飛ばしたいのですが弾道が低くて飛距離が伸びません。無理に打ち上げようとすると左へのチーピンが多発します!

ゴルフ歴20年
スポーツ歴バレーボール
平均スコア85
ドライバーの飛距離230ヤード
好きなクラブウェッジ
好きなプロ西村優菜プロ

今月のお助け隊員/髙久あずさプロ

今月のお助け隊員/髙久あずさプロ
ドライバーのお悩みワンポイントに絞って解決しましょう!

吉田友広さん
よろしくお願いします!

吉田さんのドライバーショットを見てみましょう!

どっしり構えたアドレスや体を大きく使ったテークバックの形はいいですね!トップとインパクトに絞ってそれぞれ改善していきましょう!

主な原因はココだ!!

トップで左手を「背屈」(甲側に曲げていた)させていたことが、いろいろなミスの原因になっています。トップで「背屈」させていた左手をインパクトでハンドファーストの形にしようとして、極端にハンドファーストのカタチが強くなり、ロフトが立って弾道が低くなっていた!

インパクトでハンドファーストのカタチが強すぎる!

(写真上)入射角が鋭角になりロフトが立ってしまい低弾道になっている!(写真下)ロフト角そのままに高弾道で飛距離を伸ばしましょう!
(写真上)入射角が鋭角になりロフトが立ってしまい低弾道になっている!(写真下)ロフト角そのままに高弾道で飛距離を伸ばしましょう!

トップで左手が「背屈」してしまっている!

(写真左)左手が甲側に折れる「背屈」は様々なミスの原因に……(写真右)背屈させないことでクラブを軌道に乗せやすくなる!
(写真左)左手が甲側に折れる「背屈」は様々なミスの原因に……(写真右)背屈させないことでクラブを軌道に乗せやすくなる!

ワンポイントレッスン

左手でペットボトルを握りインパクトのカタチを確かめてみましょう!

POINT

ボトル内の水がキャップ側に落ちていたらOKです!

ここをチェック!

【インパクトではボトルを「タテ」にする!】
(写真左)ハンドファーストだとボトルは横向きに……
(写真右)ボトルを「タテ」にキャップを下にしたインパクトがいい!

【トップではボトルを「ナナメ」にする!】
(写真左)トップで左手を背屈させるとボトルはタテ向きに
(写真右)クラブの角度と同様ボトルがナナメになっているか確認!

カンタンな練習の繰り返しでミスを減らしましょう!

【スティック左腕一体ドリル】

左ワキにスティックを挟み、それを左腕に沿って添えて握ります。テークバックしてみるとトップの位置で左の手首を背屈できませんよね。インパクトでもスティックと左腕を一体化させ極端なハンドファーストにならない理想的なカタチも作れます。

お悩み解決!

Before
ハンドファーストが強めだったインパクトが……

After
適正のインパクトならロフト角どおりに飛ばせますね!

今回のお助け隊員

髙久あずさ

【「髙久三姉妹」の長女プロツアーに帯同の実戦派】


東北福祉大学出身でゴルフ部主将を務めた。2023年に LPGA ティーチングプロA級ライセンスを取得。ゴルファー姉妹「髙久三姉妹」の長女。現在はエースゴルフクラブ赤坂・千葉にてアマチュアゴルファーを指導しながら、三女みなみのツアーにも帯同。基礎を大切にしつつも理論的で実戦で役立つ指導で人気。