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ヘッドスピード爆上がりの裏技! インパクトでヘッドは「押さずに引く!」

2024/11/23 ゴルフサプリ編集部

いくつ聞いても聞き足りない飛距離アップの方法。見ただけではわからない、プロの感覚をゴルフ馬橋の内海大祐プロに聞いてみた。
撮影/PMT

プロはどうやってクラブを振っているのか? もしできるのであれば、一度プロの体の中に入って「そうやって振っているんだ~」と感じてみたいと思った人も少なくはないはず。

「力はあるほうなのになぜか飛ばない、という人もいるかと思います。そんな人の多くはクラブがうまく使えていません。ボールを遠くに飛ばすには自分の力だけではなくて、シャフトのしなりも使えないといけないのです」(内海プロ)

ちゃんとクラブを使っているつもりでも使いえていない。使えているつもりだから、どうやっていいかわからない。

「そのためにはどうするか? インパクトでボールを打ったらすぐにヘッドにブレーキを掛けます」(内海プロ)

ボールを打ってヘッドを止めると、急ブレーキがかかってヘッドが走らないのでは?

「クラブヘッドとグリップは逆に動きます。飛球線方向にグリップをいくら振ってもヘッドは走りません。グリップを止めるからこそ、急ブレーキがかかって、ヘッドがビュンと追い抜いていくのです」(内海プロ)

まずは腰の高さからのスイングでいいので、ボールを打ったら即、インパクトでヘッドを止めてみよう。

なるほど! ヘッドを走らせたいからといって振っても振っても飛ばないのは、これが原因だったのか! インパクトで止めようと思っても止まらない。引くくらいやらないと止まらない。

「感覚がつかめるまでは腰から腰の振り幅で構いません。ポイントは打った瞬間に引く! この引く動きを速くする。打った瞬間に引く、打ったら引く! ヘッドを止めているように見えるけど、やっているのは止めているわけではなくて引くのを速くしているんです」(内海プロ)

インパクトで飛球線と反対側にヘッドを引く動きは、かなり体幹の力を使う。

「スイング大きくしていって、インパクトでヘッドを引きます。これってすごく踏ん張らなきゃいけない。踏ん張っただけシャフトがしなり戻ってくる。そうやって初めて体はその瞬間止まって、シャフトが動いてヘッドが走る。これでやっとシャフトのしなり戻りを使える。振りが大きくなって、だんだんスピード上がっても体幹に力入れて引く! これをやっていると姿勢が整って、軸もブレないようになります」(内海プロ)

インパクトで引く! と意識していたら、不思議なことにどこに振り上げようとか、トップの形とか、何にも考えなくなる。打った後にいかに引けるか、止められるかのイメージしか出てこない。バックスイングのことなんか気にせず、インパクトに集中できる。

「さらにシャフトのしなり戻りを意識していると、インパクト戻った時にフェースが勝手に閉じます。つまりボールもつかまり出すというわけです」(内海プロ)

この感覚でクラブを振れるようになると、今までの3割くらいの振り幅で200ヤード飛ぶようになるという。ドリルとして根気よく取り組もう!

引くことによってヘッドが止まり、勝手に走り出す。シャフトのしなり戻りも使えてボールはつかまり、高く上がる!

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