飛びとやさしさにあきらかな進化を感じる。ダンロップ「スリクソン ZXi ドライバー」
ダンロップ「スリクソン ZXi ドライバー」4モデルを関雅史が試打インプレッション【PR】
松山英樹や山下美夢有、小祝さくらをはじめとしたダンロップ契約プロたちがテスト後、次々にスイッチしていった「スリクソン ZXi ドライバー」。発売は2024年11月だったが、発売初月には各モデルが売り上げ上位にランクインして好調な滑り出しを見せた。購入者の多くは試打をして購入を決断しているはずだが、どんな部分が響いたのか? そこで、改めて「スリクソン ZXi ドライバー」の特徴を確認するため、関雅史プロに試打を依頼。わかりやすくインプレッションしてもらった!
飛距離性能と優れた寛容性を両立するフェース構造「i-FLEX」がスゴイ!
ダンロップ「スリクソン ZXi ドライバー」が発売初月の売り上げランキングでトップ3にランクインした(ZXi MAX=2位/ZXi=3位/ZXi LS=6位※GDO調べ)。松山英樹や山下美夢有、小祝さくらといったトップ選手が愛用するスリクソンブランドのニューモデルなだけに、この人気ぶりには素直に納得できるが、「スリクソン ZXi ドライバー」のどんな部分がゴルファーの購買意欲を掻き立てのだろうか。
そこで、改めて「スリクソン ZXi ドライバー」の性能を確かめるべく、関雅史プロに試打インプレッションをしてもらった。まず、「スリクソン ZXi ドライバー」の第一印象から語ってもらおう。
ドライバー購入の決め手となるのは、飛距離性能。このことに異論を唱えるゴルファーはいないだろう。「スリクソン ZXi ドライバー」の魅力は、やはり飛びにあるのだろうか。
『間違いないですね。前作のスリクソン ZX5/7 MkⅡをはじめ、これまでスリクソンブランドを愛用してきたゴルファーは、特に飛距離性能に違いを感じているはずです。”スリクソン史上最速”と謳われる初速性能は伊達じゃないということです。新作の「スリクソン ZXi ドライバー」には、「i-FLEX」という新しいフェース構造が採用されています。フェースの中央部分の肉厚はスリクソン史上最薄となっていて、トゥとヒールを肉厚にすることでフェースやヘッドのたわみを大きくするという構造です。「i-FLEX」による効果は、打てばすぐにわかると思います。あきらかに打ち出しのスピードに違いが感じられますからね』(関雅史)
また、「i-FLEX」には優れた初速性能だけでなく、もうひとつの重要な要素に対して効果を発揮していると関は言う。
『スリクソン ZXi ドライバーは、流行りの超・高慣性モーメントを追求したドライバーではありません。ですが、ミスヒットにも強く、寛容性においても優れていると感じました。これは「i-FLEX」によるものだと考えています。とはいえ、慣性モーメントが低いわけではなく、十分な値が確保されていると思います。それから、フェース表面に施されたレーザーミーリングも、寛容性にひと役買っているのでしょう。レーザーミーリングはフェースがウェット(濡れた)な時でもスピン量を安定性させるのが主たる役割ですが、ドライな時にも少なからず打球に良い影響を及ぼしているのではないでしょうか』(関雅史)
新しいフェース構造である「i-FLEX」がもたらす優れた飛距離性能と寛容性が、ツアーモデルである「スリクソン ZXi ドライバー」をプロ・アスリートだけでなく、セミアスリートやアベレージゴルファーまで“門戸を開く鍵”となっていると言う関雅史。
『構えたときの印象はプロやアスリートが求めるものですが、難しさを感じさせるものではありません。その点においても、幅広いゴルファーが手に取りやすくなっていると思います』(関雅史)
では、それぞれのモデルについて、その特徴を解説してもらおう。
【試打クラブ・スペック】
スリクソン ZXi ドライバー(9度/Diamana ZXi50 カーボンシャフト・S)
スリクソン ZXi MAXドライバー(10.5度/Diamana ZXi50 カーボンシャフト・S)
スリクソン ZXi LSドライバー(9度/VENTUS ZXi5 カーボンシャフト・S)
スリクソン ZXi TRドライバー(9度/VENTUS ZXi5 カーボンシャフト・S)
※ボールは「スリクソン Z-STAR/Z-STAR ♦︎ DIAMOND/Z-STAR XV」を使用。
スリクソン ZXi MAX ドライバー『曲げようと思っても、曲がらないのが魅力』
『これまでスリクソンはアスリートゴルファー向けというイメージでしたが、、ZXi MAXが加わったことによって、セミアスリートまで対応できるブランドになったと思います。
構えた時に“顔”は、難しい印象ありません。投影面積が大きく、ボールがつかまらないようにも見えません。逆に寛容性、やさしさがありそうな顔をしています。打った印象は、表現が難しいのですが、つかまりすぎないゼクシオ Xのような感じです。直進性が強くて、やさしく真っすぐ飛ばせるドライバーです。
スリクソン ZXi ドライバーの4モデルの中では、最も慣性モーメントを感じさせるヘッドです。ミスヒットしても曲がらないし、曲げようとしても曲がりにくいです。
一般的に重心深度が深いヘッドは、ボールが曲がらないように作用する際に、スピンが増える傾向があるので、ボールはスピンが少ないほうがいいかもしれませんね。たとえば、曲がらない度合いを強めたいならZ-STARかZ-STAR ♦︎ DIAMOND、より飛距離を欲張りたいならZ-STAR XVがオススメです』
スリクソン ZXi ドライバー『現代ツアードライバーのスタンダード』
『第一印象は、スタンダードなツアードライバー。ヘッドスピードがある程度あって、左には飛ばしたくないというゴルファーがメインのターゲットになると思います。ですが、そうしたモデルの多くは、人によっては弾道の高さやつかまりにもの足りなさを感じさせます。その点において、スリクソン ZXi ドライバーはボールが上がりやすく、スピンの適正化が追求されているのではないでしょうか。ですから、従来のツアードライバーのような難しさはありません。構えた時の投影面積もそこまで小さくありませんし、ややシャローに見えるヘッド形状なのでボールは上がってくれるイメージも持てます。ボールをつかまえることのできるゴルファーにとっては、やさしいドライバーになると思います。
スリクソン ZXi ドライバーは打ち出し角が高くなるわけではなく、スピン量の適正化によって弾道の高さを得られやすいと考えます。ですから、アイアンショットのことも考慮すると、オススメのボールはZ-STARかZ-STAR ♦︎ DIAMONDですね』
スリクソン ZXi LSドライバー『オートマチック感があるのに操作しやすい』
『上手に作ったなというのが率直な感想ですね。スリクソン ZXi ドライバーのようなやさしさや直進性からくる“オートマチック感”がありながら、球筋をいじれる操作性があります。これも表現が難しいのですが、重心の浅さによって低スピン化が強くなった感はあるのですが、その度合いがちょうどいいと言うか、とても“バランス感覚の良い”ツアードライバーになっています。打つのが楽しくなっちゃう、そんな感じです。
このヘッドに合わせるなら、Z-STAR ♦︎ DIAMONDでしょうね。アイアンショットではスピンをしっかりとかけたい、でもドライバーではスピン量を増やしたくない。そんな欲張りなゴルファーのニーズを叶えるのが、このスリクソン ZXI LS ドライバーとZ-STAR ♦︎ DIAMONDの組み合わせです。でも、より強い球質で飛距離を求めたいというのなら、Z-STAR XVもアリですね』
スリクソン ZXi TRドライバー『左にはいかせない。操作性が追求されたヘッド』
『これぞツアーモデルという感じの”洋梨顔”のヘッドです。構えた時に難しそうと感じさせるわけではなく、左には行かないよ、と言ってくる顔つきをしています。その見た目の通り、打ち出されるボールのスピン量は少なめ、弾道も中弾道です。操作性に優れたヘッドなので、球筋を自在に打ち分けられます。
ちょっとスライスを打ちたいなと思ったら、フェースを開いてオープンスタンスにしてとかしなくても、打とうと思ったら打てる。マッスルバックアイアンのようなドライバーです。
こうしたドライバーを使う人は、フェースの上に当ててスピンを増やしたいとか、ヒールに当てて少しフカしたりといったことができると思うので、オススメのボールはZ-STARかZ-STAR ♦︎ DIAMONDになると思います』
スリクソン ZXi ドライバーの4モデルは、進化した飛距離性能に加えてそれぞれに特徴が備わっている。その特徴と自身のプレースタイルとを照らし合わせて、ヘッドを選んでほしいという関。
『ご自身のゴルフに足りない部分を補ってくれるヘッドなのか。または、プレースタイルをより良くしてくれるヘッドはどれなのか。そんな風に、どのヘッドを選ぶか考えていただくのが良いと思います。スリクソン ZXi ドライバーはゴルフがもっと楽しくなる、そんなドライバーなので理想のゴルフをイメージして楽しみながら選んでいただきたいですね』
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