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ピン G440 ドライバー【最速試打】“飛び重心”でG430超えの飛距離性能って本当!? 石井良介が打ってみた!

2025/01/15 ゴルフサプリ編集部

ピンのニューモデル「G440」シリーズが発売されることが2025年1月15日に発表された! 「G430」シリーズが2022年11月11日発売なので、実に“2年強ぶり”のニューモデルの登場にゴルフ界は大盛り上がり必至! そこで、「G440」がどんなドライバーなのか気になって仕方がないゴルフ好きのために、石井良介による試打インプレッションを最速公開!

ピン史上最高の飛距離性能を追求! 「飛び重心」ってなんだ?

「G440」のキャッチコピーは “PINGがブレた?” だ。このコピーの真意は、飛距離性能にこだわって「G440」の開発が行われたからである。だが、ピンの強みは深重心・高慣性モーメントによる“ブレない飛び(ドライバー)”である。前述のコピーを見て「飛ぶようになったけど、曲がるの?」と不安になったゴルファーも多いことだろう。そこはご安心いただきたい。当然ながら“ブレない飛び”はキープしつつ、飛距離性能の向上が追求されているとのことだ。

だが、常に“ブレない飛び”を追求してきたピンが飛距離性能にこだわったということは、開発方針がブレた、と言って差し支えない。では、どのようにして飛距離性能の向上に取り組み、「G440」はピン史上最高の飛距離性能を備えるに至ったのかを解説しよう。

「G440」の開発においてピンが追求したのは『飛び重心』だ。ピン史上、最も低重心設計にすることで、飛距離性能向上において理想的な重心設計を目指したとのこと。そして、その重心設計は、インパクトのエネルギーが最大限、ボールに伝わる設計と言い換えることができる。「G440」では、この理想的な重心設計に限りなく近づけることができたということだ。

G440,ピン,ドライバー

また、理想の飛び重心を求める中で、LSTだけに採用されていたカーボンクラウンをMAXとSFTにも採用。新「カーボンフライ・ラップ・テクノロジー」によって、ヘッド重量は約34%も軽量化され、その余剰重量は深・低重心化に生かされている。さらに、新「フリーホーゼルデザイン」が採用され、ヘッド内部のホーゼル部分が軽量化されて約13%の軽量化を実現。このホーゼル部分の改良によって、ヒール側のフェース肉厚の薄肉化の実現にも寄与しており、高反発エリアの拡大をもたらしている。

飛距離性能向上のため、フェースにも手が加えられている。フェース中央部を約4%、周辺部を約7%まで極薄化し、たわみ性能が高められている。フェースが薄くなった結果、フェース重量が約7%削減され、余剰重量は理想的な飛び重心設計のために使用されている。

G440,ピン,ドライバー

さて、まだまだ伝えたいことはあるが、前置きはこのくらいにして試打職人・石井良介の感想を聞いてみよう。「G440」シリーズのドライバーはMAX、SFT、LST、HL MAX、HL SFTの5モデル展開。今回は、HL MAX/SFTを除いたMAX、SFT、LSTの試打インプレッションをお届けする。(いまだ高い人気を誇るG430 MAX 10Kは継続して販売される)

【G440ドライバー・ラインナップと価格】
・G440 MAX ドライバー/9、10.5、12度
・G440 SFT ドライバー/9、10.5度
・G440 LST ドライバー/9、10.5度
・G440 HL MAX ドライバー/9、10.5、12度
・G440 HL SFT ドライバー/9、10.5度
10万7800円(標準シャフト本体価格・税込)
※2025年1月16日から全国のPING取扱い店舗で試打できる。
※ドライバー・フェアウェイウッド・ハイブリッドは2025年2月6日発売。アイアンは3月6日発売。

「G440」ドライバーは本当に“ブレないぶっ飛び”を実現したの?

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