【テーラーメイド Qi35 ドライバー】飛ばせる人の幅がググーッと広がった? 初速・つかまり・上がりやすさが明らかアップ!
2025年1月8日発表の「Qi35」シリーズを最速試打レポート
「Qi10より4〜5ヤード飛んでいる」初速性能、上がっています
では、さっそく高橋良明プロによる試打データとともに「Qi35」の飛びを紹介していこう。まずは、前作「Qi10」からどのように進化したのか。それぞれ10球ずつ打ってもらい、比較に適した計測データをピックアップした。弾道計測器はGARMIN(ガーミン)の「Approach R50」を使用。ボールはテーラーメイドのツアーボール「TP5」。「Qi10」は高橋プロの私物だ。
「Qi35」参考計測データ
「Qi10」参考計測データ
【Qi35/参考データ】
初速/64.1m/s
キャリー/238.7ヤード
トータル/258.7ヤード
【Qi10/参考データ】
初速/63.9m/s
キャリー/231.4ヤード
トータル/252.7ヤード
『何度打ち比べてもQi35のほうが4〜5ヤードは飛んでいるので、初速性能は上がっていると思います。“たったの4〜5ヤード?”と思うかもしれませんが、プロからしたら大きな違いです。新しいカーボンフェースの初速性能はQi10よりも良い、と言えるでしょう。初速性能以外に感じた違いは、Qi35のほうがスピン量が200回転くらい増えるところ(Qi35=2537rsm/Qi10=2308rsm)。ですが、キャリーもトータルもQi35のほうが飛んでいるので、高弾道が打ちやすくなった、と受け止めるべき違いなのだと思います。データではスピンが増えているのですが、見た目にはそう見えないんですよね。Qi10よりも強い球が打てているように感じます。これは新しいヘッド構造による重心設定によるところだと思うのですが、加えて球のつかまりもよくなっています。Qi10と比べて重心角に大きな変化は感じないので、ヒッカケとかが出やすくなるような感じではないんですけどね。Qi10よりもあきらかにやさしくなっているので、より幅広いゴルファーにマッチするヘッドになっています』(高橋)
最後に「Qi35 MAX」「Qi35 MAX LITE」「Qi35 LS」の計測データを紹介
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