USPGAツアーのトップだけが集う開幕戦「ザ・セントリー」でツアー記録の35アンダーという驚異的なスコアで優勝した松山英樹。追随するコリン・モリカワを寄せ付けない安定したパッティングだった。

松山のエースパターといえば「スコッティ・キャメロン ニューポート2 GSS」。バックフェースは黒いドットが3つにフランジには赤いラインが入ったものだ。

マスターズを優勝したのはこのエースではなくプロ支給品のサークルTではあるが「ニューポート2」のステンレスモデルで、いまや高価で取引されているが「GSS」ほど高くはない。

昨年、使っていたのは「クラフツマン」で、名前の通りスコッティ・キャメロン氏の手作りで、こちらは高価なモデル。


  • キャメロンミュージアムに展示されているエースの「GSS」(手前)とマスターズ優勝パター(奥)

  • 昨シーズン後半、話題となった「クラフツマン」

今大会で松山が使ったセンターシャフトモデルは残念ながら市販品にはない。キャメロン氏が「009M(マスタフル)ツアープロトタイプ」と呼ぶこのパター。センターシャフトばかりに目がいっているが、注目すべきはあの松山英樹が直線的なヘッドの「ニューポート2」型ではなく、丸みを帯びた「ニューポート」型のヘッドを使ったことだ。(近年のキャメロンパターで「ニューポート」型は「009M」と呼ばれている。ちなみに「ニューポート2」型は「タイムレス」)

タイガー・ウッズと松山が使うことで人気は「ニューポート2」型のひとり勝ち状態だったが、今回の勝利で「ニューポート」型にもスポットが当たるかもしれない。

では、このモデルは買えるのか? スコッティ・キャメロンのブレードのセンターシャフトのモデル名は代々「.6」で表される。ということは市販品のモデル名でいえばこのパターは「ニューポート1.6」ということになる。

しかし、キャメロンの市販品のブレードのセンターシャフトは「スタジオステンレス プロトタイプ」、「スタジオセレクト ニューポート2.6」、「セレクト ニューポート2.6」、そう「ニューポート2」型しか存在しないのだ。

ということで、どうしてもこの中で近いモデルを挙げるとするならヘッドが黒いということだけで2012年モデルの「セレクト ニューポート2.6」ということになる。

でも目ざといゴルファーがすでに探しており、全国の中古ショップを見ても程度のいいものはすでに「SOLD OUT」になっているようだ。

過去の市販モデルで近いというなら、ニューポート2型のヘッドだがカラーが黒ということもあり2012年モデルか……