【キャロウェイ ELYTE フェアウェイウッド】フェースもソールも一新! フルチタンを含む5機種をラインナップ

まずはフェアウェイウッド(以下FW)から。2大課題の1つである打点のバラつきには、フェース上にある最適な弾道に補正する場所(コントロールポイント)がPARADYM Ai SMOKE MAXフェアウェイウッドと比較して10倍に増えたAi 10x FACE(エーアイ テンエックス フェース)が力強く対応。アップデートされた高性能ソフトウェアの導入でAIフェース設計を緻密にスキャニング、どこで打っても、より遠く、狭いターゲットエリアにボールを運べるようになった。

2つめのフェース下部のインパクトには、ソール内側から少し浮いた状態で搭載されたタングステン・スピードウェーブと、ステップ・ソールデザイン(後部が高く浮いているような形状)がサポートする。

前者は前方下部のトゥ・ヒール方向に設置されたウェイトが特徴。従来ウェイトは、溶接やスクリュー方式でソールの内外に搭載されていたが、その場合、低・浅重心の効果を得られるもののフェース下部からソール前方にかけてのたわみが阻害される難点もあった。そこでタングステン・スピードウェーブは、フェース内部のフェース面から離れた位置にビスで固定。一方、フェース面に近い位置でトゥ・ヒールに伸びる部分は、ソールの内側から浮いた状態となるように設計した。これによりトップ気味にインパクトしてもフェース下部がしっかりたわんでボールを飛ばせるようになったという。

ステップ・ソールデザインについては「APEX UW」でも見られた、ソール途中に段差を設けたスタイル。後方部分をわずかに高く浮かせることで、ソールが地面に接する面積が57%減少。インパクト時の余計な跳ね返りが減ってヘッドの抜けが良化し、フェース下部のミスヒットが抑制される。同時にヘッドの座りの不安定さにも配慮。ソールした時にフェースが開かないよう設計されている。これらの新機軸をベースに、あらゆるレベルのユーザーに適した武器になるよう、モデルごとにも工夫が施されている。

さて、前置きはこれくらいにして、石井の試打インプレッションを絡ませながら各モデルの特徴を掘り下げていこう。まずはシリーズ全体の印象から。

現時点で一番いいと思ったFWがELYTEシリーズ

『どのモデルもソールの抜けが秀逸でした。現時点、他社も含めて一番いいと思ったFWはELYTEシリーズです。球の上がりやすさだけで見ると楽なFWは他にもありますが、このシリーズは上がりやすさと飛びが共存しています。
前作のPARADYME Ai SMOKEも決して悪くはなかったのに、ELYTEシリーズのFWはさらにいい仕上がりで、形状、球の上がりやすさ、打球の強さなどバランスが整っています。打点のブレについても同様で、フェースがボールをコントロールする感じは一層進化しました。
また、球が上がりやすいというイメージ作りも上手で、ディープなモデルは作らずフェースはシャローめ。地面にペタッとつくヘッドの感じや、クラウンやソールを含めて丸みのあるボディは、芝生の上で打った時に抵抗が少ないイメージが湧きます。一番印象的なのは5つのモデルそれぞれで打感が違うこと。詳細は後述しますが、共通のテクノロジーがたくさん注ぎ込まれているのに、それぞれ微妙に違う。お出汁は一緒で、味付けが少しずつ変わっている感じです』(石井)

では、ここからは各モデルの試打感をお届け。5モデル一気に紹介しよう。

【ELYTE フェアウェイウッド】シリーズ中、最もソールの抜けの良さを感じるモデル

『スタンダードモデルのELYTEはオートマチックに強い球が打てるので、アマチュアのFWで飛ばすとか、グリーンに届かせたいという願いを叶えてくれそうです。打音と打感は、ともにちょっとキーンとした感じ。硬くないのはもちろん、軽すぎるわけでもなく万人に受け入れられそうです。全体の印象でソールの抜けが秀逸だと話しましたが、一番抜けの良さを感じられたのはこのELYTE FWです。丸めでペタッとした形状のヘッドとシャローフェースの組み合わせで、構えた時点でボールが上がるイメージが出ますが、打つとそれ以上に楽に打球が上がります。もちろん上がりすぎてフケるわけではなく、しっかり前に飛んでくれる。ボールもつかまりすぎないし、多少打点がブレても思ったほど曲がりません。Ai 10x FACE フェース効果で思いきって振っていけますね』(石井)

シリーズ中ではスタンダードな位置づけのELYTE FW。石井の言う丸い感じのヘッド形状は、前作PARADYM Ai SMOKE MAX FWを踏襲したもの。ボールを拾いやすいイメージが湧くシャローフェースを取り入れている。ウェイトはタングステン・スピードウェーブのみとなっている。

番手のラインアップはシリーズ最多の7種類。フェース素材はW#3(15度)、W#3HL(16.5度)、W#5(18度)がマレージング鋼C300、W#7(21度)、Heaven(20度)がカーペンター455スチール、W#9(24度)、W#11(27度)は17-4 ステンレススチール。クラウンは、すべての番手でトライアクシャル・カーボンを採用している。なお、アジャスタブルホーゼルは、W#3、W#3HLにのみ搭載される。

シャフト/VENTUS GREEN 5 for Callaway(S、SR、R)、TENSEI GREEN 60 for Callaway(S)
価格/6万7100円(税込)

【ELYTE X フェアウェイウッド】スライサーや球がつかまりづらいアマチュアにドンピシャ

『ELYTE X FWはELYTE FW以上に乾いた感じの打感です。最大の特徴はボールのつかまりの良さ。正直、僕からするとつかまりすぎて左に行く感じがありますが、スライサーの方や球がつかまりづらいアマチュの方にはドンピシャだと思います。ヘッドを上からぶつける傾向の人だと吹いた感じのスライスになりやすいですが、それさえもほどほどに収まってくれるのでスライスに悩んでいる方にはおすすめです。つかまりやすい方向にセットアップされたAi 10x FACEという印象です。
そういう意味で言うとELYTE FWとELYTE X FWはキャラクターがガラッと変わっていて選びやすい。スタンダードでつかまりきらなければX。また、後述するMAX FASTを打ってみて、もうちょっと頑張れると感じる人もELYTE X FWがいいと思いますね』(石井)

つかまりの良さと高弾道を追い求めたのがELYTE X FW。スタンダードのELYTE FWより前後長が長めで大きく見える安心感のあるヘッド形状だ。ボールを拾いやすいシャロー設計に加え、ヒール部の内側を肉厚にしてドローバイアスに。ウェイトはELYTE同様タングステン・スピードウェーブのみ。

番手は、W#3(15度)、W#3HL(16.5度)、W#5(18度)、W#7(21度)の4種類。フェース素材は、W#3、W#3HLがマレージング鋼C300、W#5、W#7がカーペンター455スチール。クラウンは全番手ともトライアクシャル・カーボン。W#3、W#3HLのみ、アジャスタブルホーゼルを搭載する。

シャフト/VENTUS GREEN 5 for Callaway(S、SR、R)
価格/6万7100円(税込)

【ELYTE MAX FAST フェアウェイウッド】純粋に軽く振っただけでボールを浮かせてくれるFW

『シリーズ中、最も軽くてスイスイ振れるのがMAX FASTです。スタンダードのELYTEを打ってみて、もっと軽やかにスイングしたいと思ったら迷わずMAX FAST。純粋に軽く振っただけでボールを浮かせてくれるクラブです。軽いぶん飛距離は抑えられますが、ヘッドスピードとの兼ね合いで考えれば十分に飛んでいる。Ai 10x FACEで打点ブレを補正してくれるのか、曲がらないぶん平均飛距離が伸びそうです。
FWはドライバーと違って飛べばOKという性格のクラブではありませんから、距離を合わせるという意味ではかえって使いやすいかもしれません。重いクラブで飛ばなくなったと感じているなら試してみる価値ありですが、ロングショットのコントロールを高めたい人にもいいのではないでしょうか。当然ながら振りやすさではピカイチです』(石井)

軽量化によりヘッドスピードとボールスピードを高めたELYTE MAX FAST FW。前後長がやや長い安心感のあるヘッド形状とフェースのシャロー設計はELYTE X FW同様。クラウン部もトライアクシャル・カーボンだが、このモデルはソールの一部にも同じ素材を使用してさらなる軽量化を図っている。ウェイトはタングステン・スピードウェーブのみ。

番手は、W#3(16度)、W#5(19度)、W#7(22度)、W#9(25度)の4種類。フェース素材は、W#3、W#5、W#7がカーペンター455スチール 、W#9が17-4ステンレススチール。全番手で接着型ホーゼルを採用して軽量化を推進している。

シャフト/LIN-Q GREEN 40 for Callaway(S, SR, R)
価格/6万7100円(税込)

【ELYTE ♦♦♦ フェアウェイウッド】球の強さに操作性が加わった。飛ばしてコントロールできるFW

『例えば、前のめりの打球になるとグリーンの奥まで行ってしまうので、ボールをちょっと潰して、ちょっとだけ吹き上がらせて止めたい。そんな操作性を備えているのがトリプルダイヤモンド(♦♦♦)です。洋梨型でコンパクトなヘッド形状の効果もあり、球を曲げるなどいろいろな操作ができますから、プロや上級者には使い勝手がいいと思います。
全モデルの中でボールが前に行く感じが一番強いのはチタニウムですが、トリプルダイヤモンドはそれに匹敵する球の強さに操作性が加わっていますね。表現するのが難しいですが、打球に重い感じがあります。ヘッドの抜け感については、ちょっダフり気味に入った時もありましたが、これはおそらくシャフトが軟らかかったせいで、基本的にヘッドの抜けもいい。そういったミスをしても、思ったほど結果が悪くなっていないのは、やはりAi 10x FACEのせいかもしれません。前作より幾分やさしくなっています』(石井)

プロや上級者など、スキルの高いプレーヤー向けのモデル。シリーズのFWよりコンパクトな見た目で、ヘッド後部のトゥから中央部にかけてが張り出した洋ナシ型。コントロールしやすいフォルムになっている。ウェイトはタングステン・スピードウェーブとソール前方に約5gのスクリューウェイト。より低・浅重心で操作性がアップし、高いボールスピードと低スピンの強弾道が出る。

番手ラインアップは、W#3(15度)、W#5(18度)、W#7(21度)の3種類。フェース素材は、W#3、W#5がマレージング鋼C300、W#7がカーペンター455スチール。クラウンは全番手トライアクシャル・カーボン。アジャスタブルホーゼルは、W#3にのみ搭載。

・シャフト/TENSEI GREEN 60 for Callaway(S、SR)
・価格/6万7100円(税込)

【ELYTE TITANIUM フェアウェイウッド】シリーズ中一番の飛距離。ボールが上がって軽やかに飛んでいく

『チタニウムはシリーズの中でも金属独特の違った打音です。打感も独特で爽やかで軽い感じ。でも、スコーンと球が飛んでいく。シリーズの中では一番飛びます。これだけボールが上がって飛べば、3HLはいらない。3Wでも十分にボールが浮きます。タイプ的にはスタンダードのELYTE FWと重なる部分がありますが、飛距離的には間違いなくチタニウムに分があります。FWでも飛ばしたい、高初速を感じたいならチタニウムを選ぶといい。打球が前に行く感じが強いです』(石井)

シリーズ中、最も独自色の強いモデル。ヘッドサイズと形状はELYTE FWとELYTEトリプルダイヤモンドFWの中間的な感じだ。フェース、クラウン、ソールのすべてがチタン製。大きな飛びに加えAi10X FACEからはスピンがやや少なめの力強い弾道が生まれる。

番手ラインアップはW#3(15度)、W#5(18度)の2種類。両番手ともアジャスタブルホーゼル。ウェイトはタングステン・スピードウェーブに加え、ソール前後に2つのスクリューウェイトを設置する。初期設定はフロントが約6グラム、バックが約10グラム。前後を入れ替えてスピン量や打ち出し角を調整できる。

・シャフト/TENSEI GREEN 60 for Callaway(S, SR)
・価格/8万8000円(税込)

【キャロウェイ ELYTE ユーティリティ】飛びと寛容性をハイレベルで両立。確信をもって狙っていける弾道が手に入る!

続いて「ELYTE」ユーティリティ(以下UT)。もちろんAi 10x FACEはUTでも活躍。ミスヒットが激減し飛距離、方向性がアップしている。さらに個々のプレーヤーが自信をもって打てるよう“カチャカチャ機能”の拡充もなされているのがELYTE UTの特徴だ。

ソール後方のトゥとヒールに設置された台形のウェイトは、ツアープレーヤーからの意見、とりわけアメリカLPGAのプレーヤーからの「もっとユーティリティの弾道を調整できるようにしてほしい」という要望を取り入れて付けられたもの。トゥとヒールのウェイトを入れ替えることで左右約12ヤードの幅で球筋を変えることができるという。

アジャスタブルホーゼルも進化し、ニューオプティフィット4と呼ばれる新たなシステムを2つのモデルに導入している。従来のUTよりもライ角の設定パターンが増え、合計7つのロフトとライ角のコンビネーションが可能になった。全てのモデル、番手のフェース素材には高いボール初速を生むカーペンター455スチールを使用、フェースカップ構造も採用している。

では、3つのモデルを打った石井のインプレッションを聞いてみよう。

【ELYTE ユーティリティ】弾き感を抑えた打感。前作よりも球がつかまりやすくなった

『ELYTE UTは、万人が一番構えやすい顔で、この点については前作と大きく変わった感じはありません。ただ、打感と球のつかまりは全然違っていて、若干弾き感を抑えた打感になり、前作よりも球がつかまりやすくなっていると思います。もっとも、打感については試打クラブがスチールシャフトだったせいかもしれませんが、インパクト時の“球もち”がよくて、打球の高さも出ます。
ミスヒットに強いのはユーティリティでも同様です。打点ブレの補正機能が前作より進化しているのでミスに対する許容範囲が広がりました。3モデルを打ち比べてみると、なるほどスタンダードなモデルだなと感じるので、このモデルを入り口にセレクトすれば間違いないでしょう』(石井)

シリーズ中ではスタンダードモデルの位置づけ。FWの前後長を抑えた感じの、丸みがあって構えやすい形状は前作を踏襲している。フェース素材にはカーペンター455スチールを採用、ボディには剛性が高い17-4 ステンレススチールが使用して飛距離を追求した。ウェイトはソール後方のトゥとヒールに2ヵ所搭載。初期設定はトゥが約13グラムでヒールが約3グラム。

番手のラインアップは、3H、4H、5Hの3種類でロフト角は順に19度、22度、24度。アジャスタブルホーゼルのニューオプティフィット4を全番手に搭載してフィッティングの調整幅を拡大し、7つのロフトとライ角のコンビネーションが可能になった。ヘッドのヒール側に設けられたスリットは、ホーゼル内のニューオプティフィット4の機構に使用するワッシャーを挿入するためのもの。

・シャフト/VENTUS GREEN 5 for Callaway(S、SR、R)、N.S.PRO 850GH neo(S)
・価格/5万7200(税込)

【ELYTE X ユーティリティ】普通に打てばドローする。ボールをつかまえたい人にうってつけ

『前作とは顔が全然違って、UTらしい柿の種っぽい形に近づいた印象です。ヘッドをポンッと地面に置いた時にフェースが左を向いているように見えて、つかまりが良さそうです。とはいえ、そんなに左を向いているわけではなく、トップブレードはつかまりを見せないようにうまく逃がし、フェース面だけを見るとつかまる感じがする。僕としてはちょっと構えづらいですが、ボールをつかまえたい人は安心感があっていいと思います。打ってみるとやはりつかまる。普通に打てば自然にドローします。
打感はFWに近くてチーンと弾く感じがありますが、球の高さはしっかり出ます。弾き感があってつかまるクラブなのに球が上がる。通常つかまるクラブは低い球になりがちですが、それはなく、上がってしっかり飛んでくれます。オフセンターヒットしても球が上がってくれるところもありがたいですね』(石井)

シリーズ中、最もやさしく飛ばせるのがELYTE X UT。フェースのトゥからヒールまでの距離とフェース面からヘッド後端までの距離がやや長めで構えたときの安心感が大。かつボールが上がりやすい形状でもある。フェースとボディの素材および搭載ウェイトはELYTE UTと同じだが、7Hのヒール側のウェイトのみ9グラムとなっている。

番手ラインアップは、3H、4H、5H、6H、7Hの5種類。ロフト角は順位18度、21度、25度、29度、31度となっている。ニューオプティフィット4によるフィッティングの調整幅の拡大もELYTE UTと同様だ。

・シャフト/VENTUS GREEN 5 for Callaway(S、SR、R)、Fujikura MC 70 for Callaway(S)
・価格/5万7200(税込)

【ELYTE MAX FAST ユーティリティ】UTでもアイアンのようにピンを狙いたいゴルファーに良い!

『MAX FASTは弾くというよりはアイアンみたいにフェースに食いつく感じがあって、思った以上に操作性が高いUTです。FWと比べても、ボールがちょっとフェースに乗る感じがします。正直なところコントロール性が一番いいと思ったのはこのモデル。球もよく上がります。
僕が打った4Uのロフト表示は21度ですが、感覚的には24~25度で打っているような感じでした。UTでもアイアンのようにピンを狙っていきたいゴルファーには良さそうです。ヘッドが後ろ側に大きめで、構えた時にちょっとお尻が重たく感じるせいか、わずかにフェースが開いているように見えますが、何てことはなく打つと球がつかまります。見え方については好みの問題だと思うので、ぜひ構えてみてください』(石井)

シリーズ最軽量モデル。構えた見た目はELYTE X UTに似ているが、フェース面の形状はELYTE UTに近く、フェースのトゥからヒールまでの距離とフェース面からヘッド後端までの距離が長い大きめサイズ。打球が高弾道になりやすい特性もある。フェース面はELYTE X UTよりシャローでボールを拾いやすいイメージが湧く。ウェイトのポジションと初期設定はELYTE UTと同様。他のモデルと違い接着型ホーゼルにして軽量化を進めている。

番手ラインアップは、3H、4H、5H、6H、7H、8Hの6種類とシリーズ最多。ロフトは順に18度、21度、24度、27度、30度、33度。アイアンとフレキシブルに組み合わせできる。フェースとボディの素材は他モデルと同様。

・シャフト/LIN-Q GREEN 40 for Callaway (S、SR、R)
・価格/5万7200(税込)

ELYTE ユーティリティ/試打後記

『アマチュアの方にとって、ある程度距離を稼ぎやすいクラブがUTだと思います。特に170~180ヤードのちょっと長い距離。そんな時に悩みのタネとなるのは、打球が浮かないとか芯を食わない、といったことになると思いますが、ELYTEのUTシリーズは3モデルともに球が上がりやすく、Ai 10x FACEの効果で多少芯を外しても球がバラつきません。試打感の中でも話しましたが、コントロール性がいいと思ったのはMAX FAST。ウッドっぽくキーンと距離を稼いでくれて、お助け要素が強いのはX。その中間に位置するのがスタンダードな位置付けのELYTE UTという感じです。打感はそれぞれ違いますが、どれも打っていて気持ちがいい。鈍い感じでなく軽い感じです。また、表示ロフトよりも高さが出るのも印象的でした。感覚的には1番手分くらい違います。あれだけ浮いてくれれば何の問題もなくグリーンを狙っていけるでしょう』(石井)

試打解説:石井良介
いしい・りょうすけ。1981年生まれ。『令和の試打職人』として各種メディアに引っ張りだこの人気解説者。PGAティーチングプロA級。You tube「試打ラボしだるTV」が人気。早くからトラックマンを活用したレッスンを開始。高い経験値と分析力で正しいスイング、正しいギアへと導く指導と的確な試打インプレッションに定評がある。