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【ピン G440フェアウェイウッド&G440ハイブリッド】飛ぶのは当たり前。モデル別の性能差を追求したFWと操作性を備えたHB

石井良介が試打レポート:ピン G440フェアウェイウッド&G440ハイブリッド【PR】

2025/01/24 ゴルフサプリ編集部

アイアンのような打感でボールがフェースに乗るハイブリッド

G440,HB

では、次にG440ハイブリッド(以下HB)の試打インプレッションを紹介していく。

「ヘッド形状がシャローになったようですが、それはわからずヘッドが小ぶりに見えます。G430 HBではヘッドの外周部に差し色がデザインされていましたがG440 HBではなくなりました。そのため外側に行っていた視点が内側に向きます。また、クラウンに打たれたドットも明るくなった。そのせいでヘッドサイズが小さく見えるのかもしれません。いずれにしろ飽きがこないデザインで、4~5年経っても古くならなそうです。ちなみに、僕はG430 HBの26度を使っていますがフェースがやや左を向いているように感じます。そのため、ちょっと開いて使っていますが、G440 HBの5番(ロフト26度)ではそれがないのでヒッカケる気がしません。これなら開かなくても大丈夫。フェースも閉じようとしないので巻いた球が出ません。地面に対してフラットでペタッとしたヘッドでターゲットに向かって構えやすいのもいいですね」(石井)

G440,ハイブリッド,G430

「G430 HBに比べると打音、打感ともに違います。打音はG430 HBより少し低音で強い球が出る印象。打感が素晴らしく良くなっていてアイアンのようです。ボールがフェースに乗る感じがあるので、高低やフック、スライスなど打球をコントロールできそうです。これなら打音や打感を気にするG430 HBユーザーもすぐにスイッチできるでしょう」(石井)

シャローなヘッドはフェアウェイウッドとの見た目のバランスを考慮しつつ、ヘッドとフェース高を低くすることで、これまでにないフェースの薄さとたわみを実現しているということだ。

打球の上がりやすさにボール初速が加わって『上がって飛ぶHB』になった

G440,HB,G430

「試打ではまずロフト23度の4番を打ちましたが、打球の高さが十分出ていて申し分ありません。その上は3番が20度、2番が17度で、ここまでくるとさすがに球が浮きづらいかと思いましたが問題なく浮いてくれて、ちょっとつかまるとそのまま前に行って距離を稼げる球になります。ヘッド内のホーゼルがなくなってヒールヒットに強くなっているということで、わざとヒールヒットしてみましたが、ミスショットの音も、当たった時の硬さもなく、弾いている感じがあって飛距離もほぼ落ちません。G430でヒールヒットすると“ガコッ”となるので大きな違いです」(石井)

G440,HB

G440 MAXとG440 SFTフェアウェイウッドで導入されたカーボンクラウンとフリーホーゼルデザインはHBでも大活躍。シャローヘッド化による約8%(※)の低重心設計(飛び重心設計)および、前作より約5%(※)フェースが薄くなり、スピンシステンシー・テクノロジーを施したフェースが打点が上下にブレた場合もスピン量を安定化。ミスヒット時の飛距離ロスを抑制し最大飛距離をもたらしている。(※PING調べ)

「G430 HBと比べてG440 HBの方が強い球が出ますね。球が強いぶん前に行く。G440のドライバーシリーズと同様に初速を出す方向に舵を切っていて、そうはいっても飛びすぎるのも困るから3番と4番のロフトをプラス1度増やしたのではないかと推測します。初速はフェース面で出してロフトでグリーンに止める。球が浮いて飛ぶなら言うことなしですからね。奇抜なことをする必要はない、というピンの自信を感じる、まとまっていて完成度が高いHBです」(石井)

なお、G440 HBにはこれまでドライバーとフェアウェイウッド用だった標準シャフトのPING TOUR 2.0 BLACKを追加採用。TOUR CHROMEやスチールではフィットしきらなかったゴルファーがカスタムに頼ることなく順応できるようにした。

ユーザーニーズに対して、追加番手や標準シャフトを追加するなど細やかに対応。このあたりもピンの商品に人気が集まる理由なのかもしれない。G440シリーズは、飛距離にブレたが、ベースとなるクラブ性能とサービスに対するこだわりは、一才ブレてないようだ。

【詳細はピン公式ホームページへ】

石井良介
いしい・りょうすけ。1981年生まれ。『令和の試打職人』として各種メディアに引っ張りだこの人気解説者。PGAティーチングプロA級。You tube「試打ラボしだるTV」が人気。早くからトラックマンを活用したレッスンを開始。高い経験値と分析力で正しいスイング、正しいギアへと導く指導と的確な試打インプレッションに定評がある。

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