米女子ツアーに挑戦する岩井千怜・明愛姉妹が記者会見「1年を通して、全部の試合に出たい」
1月15日、東京都内で岩井千怜・明愛の契約メーカーであるヨネックスの展示会が行われた。岩井姉妹は、トークショーに出席した後、記者会見の場が設けられ20社以上集まったメディアの取材に応じた。
トレーニングで「体がムッキムキになりました」
今シーズンから米女子ツアーに参戦する岩井千怜・明愛の両選手。新年が明けて早々、タイに旅立って合宿を実施してきたという。タイ合宿では、球打ちやラウンドだけでなく、フィジカルトレーニングをみっちりと行った。
「8日連続でトレーニングをしたのは初めてでした。でも、鏡を見たらムキムキになっていて、飛距離も伸びました」と、トレーニングの成果が出ていると言う千怜。合宿中にハプニングなどなかったかという質問には、「トレーニングもしたけど遊びも楽しみました。バナナボートに乗ったり、パラセイリングもとても楽しかったです! ハプニングといえば、千怜が転んだことですかね。船から降りる時に、足を滑らせて転んだんです。動かないから、これは(腰)やったかー!? って思ったけど、大丈夫でした(笑)」(明愛)
「乾いている足場に足を伸ばそうとしたら届かなくて、一段下の滑りやすいところに降りちゃったので転んでしまいました。でも、(ケガはないので)大丈夫です!」(千怜)
体が資本のプロゴルファー、捻挫や骨折などがなくて何よりだ。
遅ればせながら、今回の記者発表の主旨は契約メーカーであるヨネックスと契約を更新したことを伝えるものだった。契約期間と金額については“非公開”とのこと。次に記者たちが聞きたかったのは、米国でのサポート体制について。現地では、千怜チーム・明愛チームとして、それぞれに必要なサポートスタッフが帯同するとのこと。現地を知り、主たるサポートスタッフとなるのはイギリス人とアメリカ人。日本語は話せないようだが、これに対しては千怜・明愛両名ともに「英語が話せるようになるように頑張ります!」と英語力の強化を明言。「話せたほうが楽しいですものね」と、米国で新しい友人を作りたいと考えている。
米女子ツアー挑戦に対しての意気込みには、「どの試合でも勝ちたい。1年を通して、全部の試合に出たい」と目を輝かせた。そして「勝つ姿も想像できている」と千怜、「うまく行かないことがほとんどだと思う。それも含めて楽しみたい」と明愛。
米女子ツアーは1月30日に第1戦・ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズで開幕。岩井姉妹は2月6日から9日で開催される第2戦・ファウンダーズカップから出場予定。