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キャロウェイ『ELYTE MAX FAST』はどこに当たっても飛んで曲がらない!?

『ELYTE MAX FAST ドライバー』をロマン派ゴルフ作家が検証する!

2025/01/27 ゴルフサプリ編集部 篠原嗣典

キャロウェイから2025年2月7日に発売される『ELYTE MAX FAST ドライバー』をコースに持ち込んで試打レポート。

歴代初! アジアのゴルファーのための「Ai 10x フェース」に期待爆発!

キャロウェイの2025年の最新作『ELYTE シリーズ』は、ドライバー、フェアウェイウッド、ハイブリッド、アイアンのフルラインアップで、ドライバーは、『ELYTE ドライバー』、『ELYTE X ドライバー』、『ELYTE LS ドライバー』、『ELYTE MAX FASY ドライバー』の4種類が発売される。
今回は特別感が強く、多くのゴルファーをカバーするポテンシャルを秘めた『ELYTE MAX FAST ドライバー』を取り上げる。

『ELYTE MAX FAST ドライバー』のコピーは“アジア人のスイングデータのみをAI設計に活用 軽量ヘッドでありながら、アジャスタブルホーゼルも初装備”で、初めて根本からアジア専用に(その多くは日本のゴルファーのデータ)作られたとわかる。

シリーズ共通のテクノロジーで最初に注目するのは、「Ai 10X フェース」だ。微細な部分までAi フェースに反映できるようになり、弾道を補正するポイント(コントロールポイント)が今までの10倍(2万5000打点)に増えたという。飛距離もアップし、ボールコントロールも良くなるはずだ。

チタン製パーツを作ることが可能な3Dプリンターを導入し、90倍の早さでプロトタイプを製作できるようになったことにも注目したい。約75回の試作を繰り返して、余裕とも言える安心感ある見た目や空気抵抗の削減まで注意を払ったヘッド形状になったという。

「サーモフォージドカーボン」という航空宇宙分野で使用されている素材をクラウンに採用して、前モデルよりも薄くて軽く、高い精度で設計通りに製造することが可能になったそうだ。重心配分の最適化、心地良い打球音が実現できたという。

『ELYTE MAX FAST ドライバー』独自のテクノロジーとしては、まずは、25万以上のアジアのゴルファーのみのデータをインプットしてAI設計して、製作されたドライバーだと言うこと。そして、ヘッド後方にドロー、ニュートラルというウェイトポートを設置したことである。約13グラムのウェイトの移動で、ドロー、大きいドローの打ち分けが可能になる。

『ELYTE MAX FAST ドライバー』は、歴史を変える可能性を感じさせるドライバーだ。
今までは、アジアのゴルファー用と言ってもシャフトと軽くして固さを調整して、ヘッドのウェイトを落とし、振りやすくするのが精一杯だったのに、今回は「Ai 10 x FACE」という根幹のテクノロジーが専用設計されているのだ。
これでこそ、チューニングの極みである。『ELYTE MAX FAST ドライバー』はワクワクさせる。

試打した日は、気温−3℃〜7℃で、快晴、微風。
ボールは打ち慣れていてクラブだけの影響に集中出来る『TOUR B X』を使用した。

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