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「左サイドのカベ」なんていらなかった!? 飛ばすなら「左ツマ先は目標に向く」のが自然です【ゴルフ飛ばしてなんぼ!】

ゴルフコーチ・小池正次がわかりやすくレッスン|月1〜2回の練習で飛距離を伸ばす! VOL.22

2025/02/10 ゴルフサプリ編集部

切り返しで体重を左カカトに乗せれば左ツマ先が少し浮くのが自然な動き

最近のプロたちのスイングを見るとインパクトで左足をしっかり踏ん張っていますが、左ツマ先を少し浮かせたり、インパクト後に左ツマ先を目標方向に向けたりしているプロが案外多いことに気づきませんか?

もちろん左足がほとんど動かず、左サイドのカベの見本のようなプロも多くいますし、理論的にも左ツマ先は浮かせないほうがいいと思います。そうはいってもカラダが硬くなった人たちがツマ先を動かないように左足を固定しておくとカラダがついていきませんから、切り返しで左足を踏み込んだ後は左ツマ先を目標側に向けてもOKと考えてください。

キャリアの長いゴルファーの皆さんは、意外にもスイングを正論で考えようとします。それが結果的に難しいスイングに走ってしまうケースが往々にしてあります。左下半身が崩れない範囲内で腰がスムーズに回転しやすいように左ツマ先は無理に止めないようにしましょう。
大事なポイントは左足を踏み込むときは、カカト側で地面に圧力をかけるようにすること。そうすれば腰がスムーズに回転しやすいですし、肩もフルターンしてフィニッシュまでしっかりと振り切れます。フィニッシュでは左ヒザが目標方向を指すくらいまで腰を回し切れば飛ばせるようになります。

多くのドラコンプロもそうですし、飛距離を出したいというプレーヤーたちは左足を無理には止めていません。そういえば最近では左サイドのカベというワードはあまり耳にしなくなったな~と思いませんか?

左足の安定感が保てる範囲内で左ツマ先が少し浮くのはOK。
左足の安定感が保てる範囲内で左ツマ先が少し浮くのはOK。
切り返しで左カカトをしっかり踏ん張れば左足が崩れない。
切り返しで左カカトをしっかり踏ん張れば左足が崩れない。
腰の回転と連動して左ツマ先が目標方向を向くのは自然な動きだ。
腰の回転と連動して左ツマ先が目標方向を向くのは自然な動きだ。
左の股関節をロックさせないことでヘッドスピードが上がる。
左の股関節をロックさせないことでヘッドスピードが上がる。
フィニッシュで左ヒザが目標方向を指せば腰がフルターンした証拠。
フィニッシュで左ヒザが目標方向を指せば腰がフルターンした証拠。


ゴルフコーチ・小池正次がわかりやすくレッスン|月1〜2回の練習で飛距離を伸ばす!

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こいけ・しょうじ

小池正次
こいけ・しょうじ

1966年12月28日生まれ、北海道出身。JPDA(日本プロドラコン協会)ツアープロ。ドラコン公式記録は370ヤード。2020年からYouTube『ゴルフ飛ばしてなんぼ!』を配信開始し、現在フォロワーは22万人を超える。関東と北海道を拠点に多くのアマチュアをレッスンしている。親切で分かりやすい指導法で人気。2024年5月、丸山ゴルフセンター(千葉県船橋市)にゴルフスタジオ『ゴルフ飛ばしてなんぼ!』をオープン。

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