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歳をとったらワイドスタンス!? 狭いより広いほうが飛ぶ!【内海大祐のゴルフ研究室】

2025/03/15 ゴルフサプリ編集部

インドアゴルフ練習場でやるべきドリルをご紹介していたコーナーがリニューアル! 「オールデイゴルフ馬橋店」にてレッスン活動をおこなっている内海大祐プロと一緒にゴルフの素朴な疑問をとことん追求していきます!
写真/PMT

若さもなくなり、体が硬くなったら、スタンス幅を狭くしてスイング。狭いほうが体が回しやすいしって、これ定説。
でも、なんだかうまくいかないので、松山英樹ばりにスタンスを広くしてみたらあれっ、なんかいい感じ。体硬くても広いほうがいいのでは。

「スタンスを広くするメリットは、体重移動がしやすく、体の回転がやりやすいことです。スタンスが狭いより広いほうが体の回転の中心軸から足が離れますよね。離れれば離れるほど、テークバックでは右の股関節に体重移動をしていく時間が長くなります。普通に股関節に乗せているのに、体のターンもしっかりされてしまうということです」(内海プロ)

ワイドスタンスは自然と体がねじられる。

体がまわりやすくなると言われる狭いスタンス、中心軸から足も手も近く、体重移動しても離れないものだから、実は体の回転がしにくい

「スタンスが狭かった人が広くしたら、広い分だけ体がより動いていけるようになった、体を使えるようになった。その結果ボディスイングになり、手打ちまでも直ったということです。じつはメリットが生まれやすい」(内海プロ)

しかし、いいことばかりのような広いスタンスには欠点もあるという。
「ズバリ動きすぎることです!(笑)簡単にいうと中心軸がズレやすい。僕はアマチュアの人はズレてもいいと思っています。ズレたとしても元の場所に正しく戻ってくればいいのですが、ワイドスタンスは戻ってこれない可能性が大! バックスイングで右に大きくズレて、インパクトで『うわ、戻ってこれない!』ということになる。ボールに届かなくなる。右足にしっかり乗っていって、そこからクラブを振りに行くわけだから、当たる1発はあるけど、再現性が下がる可能性もあります」(内海プロ)

そこに注意してスタンスを広くするのは多いにあり、と内海プロ。狭いスタンスはなんだか違う、と感じている人はスタンスを広くしてみては?


より広く、もっと大きくとやってしまうと……
インパクトで戻ってこれず、ボールに届かなくなってしまう。

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