TOP メニュー
スコアに効く
ゴルフはフェアウェイキープが鉄則。でも、パーオンできなければ意味がない？

ゴルフはフェアウェイキープが鉄則。でも、パーオンできなければ意味がない？

もう少しでシングルがシングルプレーヤーになった話

2025/04/03　ゴルフサプリ編集部　もう少しでシングル

ゴルフは飛ばそうとすると曲がりやすくなるスポーツです。ゴルフでは飛ばなくてもフェアウェイキープが鉄則と言われていますが、私はそれが常に正解とは思っていません。今回は、なぜそのように考えているかを説明させていただきます。

久しぶりのラウンドに向けて何を練習するべき？

先日ゴルフ友達とラウンド中にこんな話になりました。ゴルフ友達から「ドライバーが200ヤードも飛んでいなくても、同伴者から「フェアウェイなら100点だよ！」と声をかけられた。飛ばそうとすると曲がるので、置きにいくようなスイングをしてしまうのですが、フェアウェイならまあいいかと思ってしまう。ティショットは飛ばさない方がいいということはないと思いますが、スコアのためには飛ばなくてもフェアウェイキープが正解ですか？」と聞かれました。

みなさんならどのように答えますか？　私は「ティショットは飛んで曲がらないのが最高！　でも、飛んで曲がらないアマチュアゴルファーはそんなにいないよね。飛距離が伸びれば伸びるほど曲がり幅がどんどん大きくなるので、飛ばそうとすると曲がった時にはトラブルになりやすい。ゴルフはフェアウェイキープが鉄則と言われているので、飛ばなくてもフェアウェイキープが重要だというのはある意味正しいと思う。ただ、コースの距離や目標スコアによっても答えは変わると思う」と答えました。

私が答えは変わると思った理由をこの後説明させていただきます。

ドライバーが安定しているのに80台が出ない！？　原因の突き止め方はコレ！

ドライバーが安定して200ヤード以上飛ぶようになったけど、まだスコアが90台は少しもったいないと思いませんか？　多くの方は...

あわせて読みたい

フェアウェイキープだけど、そこからパーオンを狙えますか？

それでは、私がコースの距離や目標スコアによって、飛ばなくてもフェアウェイキープが正解か不正解になるかを説明させていただきます。例えば、ミドルホールのティーショットが200ヤード飛んでフェアウェイキープできました。セカンドショットの残り距離が150ヤードなら飛ばなくてもフェアウェイキープが正解です。

でも、セカンドショットの残り距離が230ヤードになってしまったら、セカンドショットでパーオンを狙うのが難しくなってしまうので不正解だと思います。430ヤードのミドルホールであれば、200ヤードのティーショットでフェアウェイキープよりも、230ヤード飛んでラフの方がパーオンを狙える可能性が高くなると思います。プロのトーナメントのラフと違って、アマチュアゴルファーがラウンドするゴルフ場のラフは夏場を除けばそれほど芝は長くなく、ボールが沈んでしまってラフから出すだけとか、極端なフライヤーになるようなことは少なく、ラフからでもパーオンを狙えるショットが打てることが多いと思います。
80台でラウンドしたいと思ったら、パーオン率は高ければ高い方が当然達成の可能性を高めることにつながります。もちろんアプローチとパターが上手な方であれば、飛距離が200ヤードでボギーオン狙いでも80台でコンスタントにラウンドすることができると思います。目標スコアが90台であれば、そもそもパーオンを積極的に狙う必要はなくボギーオンでOKですので、飛距離が200ヤードでもフェアウェイから打った方が目標達成の可能性を高めることができます。

また、フェアウェイキープを優先させて置きにいくようなスイングばかりすると実は弊害もあります。それは飛距離がどんどん落ちてしまうことです。置きにいくようなスイングばかりラウンドや練習場で繰り返していると、ヘッドスピードが落ちて、どんどん飛ばなくなってしまいます。ラウンドで置きにいくようなスイングをするとしても、練習場では万振りの素振りをするなど、ヘッドスピードが落ちないような練習をしておく必要がありますよ。

それでは、引き続きアマチュアゴルファー目線で役立つ記事を投稿できればと思っていますので、次回の投稿を楽しみにお待ちください。

プロフィール

もう少しでシングル（ペンネーム）
東京都内在住の40代のサラリーマンゴルファー。2011年にゴルフを始め、現在のJGA/USGAハンディキャップは7.5。2020年にはヘッドスピードアップにチャレンジし、42.4m/sからスタートし、61.0m/sまでアップ。2020年からシングルプレーヤーになる過程を記録するために、ブログ「シングルプレーヤーへの道は遠い？」を運営。