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アナタはできてる?真っすぐ構える練習、そのやり方だと50点!

2025/04/27 ゴルフサプリ編集部

取材の合間に編集担当やカメラマンが、スイングの悩みや質問をプロに聞いていることがある。そんなやり取りを公開しちゃいます。今回は編集担当がアドレスについてプロに聞いています。

O:狙った所より左にミスすることが多いんです。練習場ではそれなりに真っすぐ打てるんですけど、コースに行くとアドレスの向きもイマイチ不安があるんです。何かいい練習法はありませんか?

目標より左に飛ぶミスが多く、アドレスの向きにも自信がないという編集部員

クラブやスティックを置いて打っても 真っすぐに構えられるとは限らない

プロ:この前はアプローチの球の高さでしたね。今度はアドレスの向きですか、いろんな悩みを抱えてますね~。まあ、プロでも人それぞれ悩みがあるので当たり前ですけど。

それで直すためにどんな練習をしてますか?

O:目標のラインに合わせて、つま先の前にクラブを置いて練習しています。
プロ:あっ! なるほど。いい練習なんですけど、残念ながらそれだと50点なんですよ。
O: えっ、50点なんですか? どうして?
プロ:その練習は、足元に置いたクラブのラインに真っすぐ打つ練習で、目標に真っすぐ構えることの練習になっていないんですよ。だから50点。

クラブやスティックを足元に置いて打つ練習は、目標にスクエアに構えるための練習効果は低い。

O :えっ? どうして?
プロ :コースでラウンド中に「スタンスをとる」「目標を定める」「スイングする」ことを援助するために物を置いてはならない。と言うルールがあるでしょ。
O:あります。だからコースではクラブを置かないで打ちます。
プロ: そうでしょ。コースではクラブを置いていないのだから、真っすぐ構えられているかどうか怪しいでしょ。だから、目標に真っすぐ打つ練習と真っすぐ構える練習の両方が必要なんですよ。
O: なるほど
プロ:クラブを置くのはいいんだけど、真っすぐ構える練習がしたいのなら、クラブを置くタイミングと使い方を変えるといいです。
O :どのタイミングで置くの?
プロ:アドレスをとってから、つま先の前にクラブを置いてください。


1.まずはクラブを置かずに目標に合わせて構える。 2.つま先の前にクラブを置く。 3.飛球線後方に移動してスタンスの向きを確認する。

O:スタンスの向きがズレちゃいそうです。

プロ :そうでしょ。そこで真っすぐに構える練習がこれです。

1. クラブを胸の前でシャフトが地面と平行になるように持って、ボールと目標を結ぶラインに合わせます。 2. スタンスをクラブと平行に合わせてから、ボールにアドレスしたら、つま先の前にクラブを置く。 3. スタンスが目標に真っすぐになっているか確認する。

プロ: このやり方で真っすぐにスタンス出来ることが確認できたら、1、2の後に実際に球を打つ。これを繰り返します。2~3球打ったら目標を変えてください。
O:なるほど50点の意味が分かりました。それに、これならクラブを置かないから、コースのラウンド中でも同じことができますね。
プロ :その通りです。コースでのラウンドなら、目標ライン上の芝の色が変わっているところとかを目印(スパット)にすることも出来るので、これも併せて利用すれば、より正確にアドレス出来るようになりますよ。

実際のコースラウンド時にはスパットも有効に利用しよう。

O:スタンスの向き以外に、肩のラインは気にしなくてもいいんですか?
プロ:胸の前にクラブを持った時に左右のヒジがカラダについていれば、肩のラインも自然とスタンスに平行になっちゃいます。
O: なるほど! 早速これで練習します! ありがとうございます。

高橋良明(たかはし・よしあき)
1983年生まれ、41歳、東京都出身。2013年プロ入会。ツアーにチャレンジする傍ら、多くのゴルフメディアでクラブの試打を行って来たベテランテスター。現在はアマチュアのレッスンを行っている。サザンヤードCC所属。

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