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都市型ゴルフの新境地! てらゆー氏が体験した「CITY GOLF 天津1号店」の魅力とは

2025/05/05 ゴルフサプリ編集部

てらゆー

中国・天津にオープン(2024年8月30日)した屋内ゴルフ場「CITY GOLF 天津1号店」をGOLFZONのアンバサダーを務めるプロコーチ・てらゆー氏が体験。プレーしてみての感想、そして「屋内ゴルフの可能性を感じた」という理由を聞いた。
写真/ゴルフサプリ編集部、GOLFZON提供

ラウンド気分を都市で再現!CITY GOLF天津1号店をてらゆー氏がレビュー

CITY GOLF

2024年8月30日、中国・天津にオープンした屋内ゴルフ施設「CITY GOLF 天津1号店」。広大な敷地と開放的な空間、そしてシミュレーションゴルフとリアルグリーンが融合した次世代型施設として注目されている。今回、YouTubeなどでも人気のプロコーチ・てらゆー氏が現地を体験。その感想を語ってもらった。

「まず驚いたのが、日本ではなかなか見られないスケール感。18台のシミュレーターや清潔感ある施設は映像映えも抜群で、自然の中でプレーしているような臨場感が味わえました」とてらゆー氏。リアルゴルフとは異なるエンターテインメント性も高く、特にシニア層や若年層には“ゴルフのハードルを下げる”施設として有効だと語る。

注目すべきは、通常のシミュレーションゴルフとは異なり、グリーン周りがリアルに再現されている点。「実際の芝とまでは言えませんが、傾斜の読みや距離感、バンカーショットの基礎はしっかり練習できる。人工芝だからこそ安定した練習が可能で、初心者や若い層にとっては理想的な環境です」と評価。

てらゆー

価格設定についても「18ホールプレーで1組1〜2万円が適正では?」とし、ナイター演出や音楽、ライトアップなどを取り入れることでこれまでのシミュレーションゴルフ施設を超えた大人の遊び場になると提案。若者にも刺さる演出として、中央にステージを設けて音楽と融合させるなど、イベント的要素との親和性も指摘。「ボウリングやカラオケのような感覚で、9ホールでも十分に楽しめる」と利用イメージを描く。
「都内でもこういう場所があれば、ショートゲームの練習にも通いたくなる。起伏やラフがあり、技術向上にも十分寄与する」と上達の場としても魅力的だと語った。

CITY GOLF,てらゆー

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「ゴルフ場の新設が制限される中、都市部でもゴルフを楽しめる場としてインドア施設の需要が高まっています。CITY GOLFはその象徴的存在になりたい」と話す。天津1号店は約1万6千坪の敷地に18打席を備え、年間6万人の来場を目指している。メンバーシップ加入金は10万元で、現在約20名が加入済み。

設立背景には、GOLFZONの中国法人と韓国本社のビジョンがあり、今後は延吉や北京、大連、深圳などでも店舗展開を計画中。2025年夏には2号店を開設予定で、今後3年以内にさらに3〜4店舗の新規出店を予定している。将来的には中国全土で300店舗規模の展開を目指すという。

海外からの投資関心も高く、中東や北米からの引き合いもあるとのこと。施設開設には高さ10m以上が必要で、場所の確保には課題もあるが、現在も複数案件が進行中だ。

エンタメとリアルの境界を越えるCITY GOLF天津1号店。ゴルフの新しい楽しみ方を提案するこの施設は、中国の都市型ゴルフ文化を象徴する存在になりそうだ。