グリーンを狙うために飛距離と同時に止まりも意識したロフト選びをしたい
飛距離は、ボール初速・打ち出し角・スピン量で決まります。7番アイアンのショットを考えると、ミスヒットを除けば、ほぼヘッドスピードとインパクトロフトで飛距離が決まります。
打ち方を変えずとも、クラブのロフトでインパクトロフトを変えれば、アイアンの飛距離を変えられると言う事です。これを利用すれば7番アイアンで150ヤードを打つことは難しくありません。
ただし、ロフトが立ったアイアンを使えば誰でも飛ばすことができますが、グリーンを狙うのですからグリーンに止まることも意識する必要があります。止まるためには弾道の高さが必要です。計測データを見ると弾道の最高到達点が20ヤードを下回るとランが増えすぎていることがわかります。実際に選ぶ時には4つのタイプのどれを選ぶか決めた上で、試打をしてその中で一番高さが出るものを選んでください。
今どきアイアンはロフトで分けると4つのタイプに分類できる
2025年モデルのアイアン(#7)を「29度未満」「29〜30度」「31〜32度」「33〜34度」というロフト別に4つのタイプに分類しました。それらのタイプがどのような特性を持つのか、またドライバーのヘッドスピードが40m/s、44m/sだった場合にどのくらいの飛距離と最高到達点が得られるのかをトラックマンを使って計測しました。
ヘッドスピード40m/sで150ヤード飛ばせるアイアン選びの第一歩として、この結果を参考にしてみてください。試打解説は高橋良明プロ。
トラックマンの計測データについて/4つのタイプの代表的なモデルを各1本、ドライバーヘッドスピード44m/s、40m/sで試打を行いトラックマン4でデータを計測。使用したクラブは、インプレスドライブスタータイプS、ブリヂストン258CBP、スリクソンZXi7、ミズノプロS3。
計測データは7番アイアンで実施したので、計測データ上のヘッドスピードの数値はドライバーヘッドスピード44m/s相当では36m/s前後、ドライバー40m/s相当では33m/s前後となっています。
激飛びタイプ/7番ロフト29度未満
最新のテクノロジーを活用して、飛距離性能を高めたタイプ。オートマチックな球のつかまりと上がりやすさ、スイートエリアの広さ、反発性能と超ストロングロフトで飛距離を追求。シャフトは軽量タイプが主流。
アベレージタイプ/7番ロフト29〜30度
アマチュアゴルファー向けに飛距離とやさしさが強調されたタイプ。やさしさ重視のオートマ系から操作性も加味されたセミオートマ系が混在。ヘッド素材や構造、シャフト重量のバリエーションも多様となっている。
セミアスリートタイプ/7番ロフト31〜32度
アスリートタイプに飛距離と寛容性をプラスしたタイプ。やさしさを求めるアスリートや女子プロ、ヘッドスピードが速めのアマチュアゴルファーにマッチ。アスリートタイプがマニュアルなら、こちらはセミオートマ。
アスリートタイプ/7番ロフト33〜34度
ヘッドスピードが速いアスリート向けのロフト設定。操作性、スピンコントロール性を重視したモデルが多い。ロフトが寝ているから飛ばすためにはヘッドスピードが必要。アスリートに合わせてシャフト重量も重めが多い。







