ヘッドの入射角で打点の高さが変化する
ヘッドの入射角は人それぞれで、入射角の緩急それぞれにメリット、デメリットがあるのでどちらがいいというものではなく個性ということになります。ただし、入射角の緩急での違いで打点の高さが変わりますから、入射角とアイアンヘッドの重心高さを合わせることがアイアン選びのポイントになります。急な入射角には高めの重心。緩い入射角には低重心がマッチします。
ヘッドスピード40m/sで150ヤード飛ばせるアイアン選びの第一歩は、飛んで止まる7番アイアンのロフト(タイプ)選びです。ロフト選びがまだという人は、下の記事を参考にしてください。
自分の入射角は傾斜の得手不得手でチェックできる
入射角が急な人=左足上がりのライでヘッドが刺さりやすい
入射角が緩やかな人=左足下りのライでダフリやトップが出やすい
アイアンの重心高さはヘッド構造・形状・ソール幅で概ね判断できる
重心の高さはソール幅で概ね判断できる
簡易的ですが、アイアンの重心の高さはソール幅で判断することができます。同じタイプのアイアンの中でも、ソール幅が広いモデルと狭いモデルがあります。
ソール幅が広い=低めの重心
ソール幅が狭い=高めの重心
また、入射角とヘッドの抜けの相性もこの組み合わせがマッチします。
ソール幅が狭い=高めの重心入射角が緩い=低めの重心(フェースの下にボールが当たる)
入射角が急=高めの重心(フェースの上にボールが当たる)
ヘッド構造による重心の高さの変化
ソール幅以外にも、ヘッドの形状や構造によって重心の高さが変わります。
フェースの高さが高い・ネックが長いヘッドは重心が高くなります。フェースの高さが低い・ネックが短いヘッドは重心が低くなります。
また、ヘッドの構造によっても重心の高さは変わります。
マッスルバックは重心が高く、ポケットキャビティは低いのが一般的です。中空構造は、どんなゴルファーを対象に作られているかで重心の高さは高かったり、低かったりします。最近ではアベレージ向けの中空、シリアスゴルファー向けの中空構造のモデルがあるので、中空=重心が高い(低い)とは言えません。フェース高さやソール幅など、それぞれの特徴から判断します。
さて、自分にとって、7番アイアンで150ヤード飛ばして狙えるアイアンが、より具体的に見えてきたでしょうか。後編ではヘッド(フェース)が長い・短いによって、合う合わないがどのように変わるのかを解説します。
解説/高橋良明




