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始動のきっかっけある？　クラブがうまく上げられない人はすぐに作って！

始動のきっかっけある？　クラブがうまく上げられない人はすぐに作って！

【内海大祐のゴルフ研究室】

2025/05/24　ゴルフサプリ編集部

インドアゴルフ練習場でやるべきドリルをご紹介していたコーナーがリニューアル！　「オールデイゴルフ馬橋店」にてレッスン活動をおこなっている内海大祐プロと一緒にゴルフの素朴な疑問をとことん追求していきます！
写真／PMT

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前回は「クラブが上がらない人」について内海プロに解決策を教えてもらった。

今回は「上げられない人」。アドレスで固まってしまいクラブを上げるのに時間がかかる人について。

「クラブが上げられない人はアドレスで完全に動きが止まっているから。静から動に移るのは非常に難しく、アドレスの時は完全に動きが止まっているのではなく、ワッグルするなど、少しは『モジモジ』しているのが理想です。それだけでもクラブは上げやすくなります」（内海プロ）

それでも上げにくいという人はなにかきっかけを作ったほうがいいという。
「僕も始動のきっかけはもっています。僕の場合は完全に重心を右足に移すことでスイングがスタートします。イチで右足に重心を移し軸ができる、ニでそのポジションからクラブを上げていく、という感じです。自分でやってる意識はそれほど強くないんですが、動画を見ると完全にそうなってる。右の股関節の上に重心をシフトしてそこからねじっている。だからクラブが遅れて上がっていくような感じになります」（内海プロ）

「僕がアマチュアの方に上げるためのきっかけでオススメしているポイントは、まず『土台を作りましょう』ってこと。きっかけとして下半身、足を安定させること。具体的には足の指をまず地面に押し付けて『イチ』、『ニ』でバックスイングを上げていく。そうすると、きっかけがつかめるとともに下半身が安定して動くようになります」（内海プロ）

「足の裏で地面を踏むことで、クッとヒザまで力が入り、バックスイングの下半身の形が確定。『二』でクラブを上げても土台ができているからズレることもない」（内海プロ）

下半身ではタイミングをとりにくいと言う人はどんな形でもいい。
「アーリーコックでイチの人も、アリですよ。レートコックで間違ったトップになるなら最初に形を決めてクラブを上げていくのはいい。バイザーを少し動かすなど、顔の向きでもいいんです。スッと上がる何かしらのきっかけを作ってください」（内海プロ）。