青木香奈子は、左手の指3本が秘訣

昨年のプロテストに6度目の挑戦で合格。QT(予選会)134位から、デビュー戦の「Vポイント×SMBC」で13位に入り、リランキングで40位に上がった青木香奈子が、そのデビュー戦初日以来、19ラウンドぶりのアンダーとなる71で回り、4打差の17位で発進しました。

インスタートのこの日は12、14番でボギーが先行。流れを変えたのが15番のバーディーです。

ティショットはラフにつかまったものの、8番アイアンで3メートルにつけてバーディー。これで悪い流れを断ち切って後半の2バーディーにつなげました。

このラフからのショットの際に意識したのは「左手の中、薬、小指の3本でしっかりグリップするようにしました」と説明してくれました。

キャディーの進言で試みるようになったのは先週から。
これでショットの安定度が増し「今までだとラフの抵抗で引っかかっていたのが、狙った方向に行くようになりました。狙うのはグリーンではなく花道で、そこから寄せワン狙いが基本です。ラフからだからランは計算できないですけど、転がって乗ることもあります。15番のバーディーはまさに、そういう感じでした」(青木)

ちなみに打ち方は特に変えず、距離を落としたい時でなければクラブを短く持ったりすることもないそうです。

一般営業のコースでもラフの勢いが増すこれからの時期のラウンドでは参考にできそうですね。

暑くなってから好調の高橋彩華は重炭酸の入浴剤を愛用

首位と2打差の3アンダー3位で好発進した高橋彩華は「重炭酸の入浴剤を入れたお風呂に毎日入っています」と言います。

様々な入浴剤を試してたどり着いたのがこれ。
自身は5月2~4日の「パナソニックレディスオープン」から10週間連続で試合に出続けていますが、重炭酸の入浴剤を入れたお風呂に入ると、「翌日の疲れの抜け具合が違います」

髙橋は暑さが本格的になり始めた3週前の「宮里藍サントリーレディス」で3年ぶりの優勝をすると、その後も2位と5位に入っています。

その好成績の人が言っていることには説得力がありますね。

“ダンク”イーグルの金田久美子は大好きなサウナ断ち

金田久美子は17番パー4で、残り168ヤード(本人談)から6Uでの2打目がワンバウンドでカップに入る“ダンク”のイーグルを披露。これで首位と1打差の3位に浮上しました。

昨年7月の「大東建託・いい部屋ネットレディス」最終日には、ホールアウト後に熱中症で救急搬送された経験もしているだけに、どんな対策をしているのが気になるところです。

この1年で変えたことのひとつが「サウナが大好きで、それこそ毎日行っていたのを去年の10月ぐらいからやめました」と言います。

「サウナに入ってすごい汗をかいていたんですけど、もしかしたらそれで(体内に)熱がこもったりしていたのかな、と思って。行かなくなってからはワ―っと暑くなることがなくなりました」とのこと。

他にも、最近の暑い時期には「練習ラウンドは朝イチでやるようにして、その後練習しても2時ぐらいには引き上げてゆっくりするようにしています」(金田)

以前は10時ぐらいからラウンドを開始。練習をしっかりしてホテルに戻ると夜になっていたのと比べると、涼しい中でのラウンドと、午後~夕方のリラックスタイムができたおかげで体力の消耗が減ったそうです。

これから夏休みの時期にかけては、久しぶりの仲間とラウンドをする機会などもあるはず。せっかくのゴルフが楽しくできるように、このようなことを参考にしてみてはいかがでしょう。

(取材・文/森伊知郎)