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ダウンブローに打てない原因はヘッドが先行したしゃくり打ち! ダウンスイングではボールを拾いにいくイメージが良い

連載 ゴルフお悩みレッスン「われらアマチュアお助け隊」【第77回】

2025/09/04 ゴルフトゥデイ 編集部

巷で人気の個性豊かなティーチングプロが、ワンポイントに絞ったレッスンで、アマチュア読者のお悩み解決に挑む!

ゴルフトゥデイ本誌638号/116~119ページより
協力/エースゴルフクラブ赤坂 取材/平山 讓 撮影/相田克己

アイアンをダウンブローに打てません……!

今月のアマチュア、町田裕嗣さんのお悩み

町田さんのお悩みは…

アイアンはダウンブローに打たなければと頭では理解していても……実際に打つとボールに当てにいき球をとらえることができません……

ゴルフ歴25年
スポーツ歴スキー
平均スコア92
ドライバーの飛距離220ヤード
好きなクラブドライバー
好きなプロローズ・チャン

今月のお助け隊員/赤坂友昭プロ
アイアンのお悩みワンポイントに絞って解決しましょう!

町田裕嗣さん
よろしくお願いします!

町田さんのアイアンショットを見てみましょう!

アドレスからテークバックまでは大きな問題はなさそうです。ダウンスイングとインパクトを修正して改善していきましょう!

主な原因はココだ!!

切り返し以降、腕の動きが止まりクラブヘッドが先行して下りる形に! その結果、インパクトでも手が先行せず球をしゃくりあげるカタチとなってダウンブローに打てずにミスが頻発していた!

インパクトでも腕が遅れ球をしゃくっている!

(写真上)球をしゃくるようなヘッド先行のインパクトを(写真下)手が先行してヘッドが後から下りるインパクトに!
(写真上)球をしゃくるようなヘッド先行のインパクトを(写真下)手が先行してヘッドが後から下りるインパクトに!

腕が止まり、クラブヘッドが先に下りている!

(写真左)切り返し以降、腕の動きが止まり、クラブヘッドが先行していますが(写真右)腕を走らせてグリップエンドから下ろしてくるのがいい!
(写真左)切り返し以降、腕の動きが止まり、クラブヘッドが先行していますが(写真右)腕を走らせてグリップエンドから下ろしてくるのがいい!

ワンポイントレッスン

地面に置かれた球をクラブで打つのではなく右手で拾いにいってみましょう!

POINT

手で拾うポーズにクラブを添えてみるとクラブではなく腕を先行させるイメージが湧く!

ここをチェック!

【手で拾えばハンドファーストになる!】
(写真左)道具のことは忘れ手を動かしてみよう!(写真右)このイメージがハンドファーストにつながる!

【ヘッドよりもグリップエンド先行!】
(写真左)ヘッドで打とうすると手が遅れてしゃくる動きになるが…(写真右)手で拾うイメージならグリップエンドが先に下りてくる!

カンタンな練習の繰り返しでミスを減らしましょう!

【右手をパー素振り】

グリップを強く握ってしまうと、クラブヘッドが先行してしまうスイングになりがちです。左手のみでグリップし、右手はパーに開いてただ添えるだけで素振りしてみてください。本来ヘッドは重たいので先行せず、グリップエンドが先行するイメージが持てますよ!

お悩み解決!

Before
腕が止まってヘッド先行だったダウンスイングが……

After
腕が走ってヘッドが遅れるダウンスイングに!

今回のお助け隊員

赤坂友昭

【数多くのプロに教える
理論をアマチュアにも】


現役時代からトータルゴルフフィットネスにてトレーニングを学ぶなど精力的に活動。コーチに転向後は、クラブ力学・物理学・運動力学という根拠のあるものを日々追求。現在は上記の他、東京ゴルフスタジオにて、数多くのプロに教えている理論を、わかりやすくアマチュアにも指導している。

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