トゥルーテンパー「AMT シルバー」飛距離と安定性を両立するウェイトフローシャフト
気になるギア|トゥルーテンパー「AMT シルバー」
新製品はもちろん、ツアーでプロが使って話題のものや、ゴルフショップで売れ行き好調など、気になるギアを実際に試して、その使い心地を素材や設計の特徴とともに紹介。今回はトゥルーテンパー「AMTシルバー」シャフトを紹介。
取材・文/大塚賢二 撮影/相田克己 協力/サザンヤードCC(茨城県)
GOLF TODAY本誌 No.639 105ページより
ロングは飛距離ショートは安定性
トゥルーテンパーから、アイアン用スチールシャフト「AMTシルバー」が発売される。「AMT」はアセンディング・マス・テクノロジーの頭文字を取ったもので、ロングからショートに向けて番手毎にシャフト重量が増加する、重量フロー設計が一番の特徴だ。
「AMT」と言えば現在「AMTツアーホワイト」というモデルが発売中。以前は「AMTブラック」「AMTレッド」もラインナップされていたが発売休止中だった。今回「AMTシルバー」の発売に合わせて、ホワイトがリニューアル、ブラックとレッドが復活して、ホワイト、シルバー、ブラック、レッドの「AMTシリーズ」として再出発する。
NEWモデル「AMTシルバー」は、Sフレックスで4番用が103g、PW用で119gとなっている。現在主流となっている105gから115gの重量帯でフローしているということだ。
試打した高橋プロによれば
「ロングからショートまで、球の打ち出し角が上がり、感覚的には1番手弾道が高くなります。ロングは軽さでヘッドスピードが上がり、ミドル~ショートは重量感が増すのでコントロールショットが打ちやすくなります」
また、「弾道の高さは『DG(ダイナミックゴールド)』の高弾道版『DG MID』よりも高くなるので、ストロングロフトアイアンに装着すると、シャフトの特性がより生かせるはずです」と評価。
「AMTシルバー」は最新アイアンのトレンドにピッタリな特性のシャフトということだ。
「ショートは軽くならないので、アイアンを軽いシャフトに替える時に、違和感なく使えるはずです」
AMTシリーズ弾道チャート
ホワイト、シルバー、ブラック、レッド、AMTシリーズは、弾道の高さと重量で選べるラインナップ。
高橋良明
(たかはし よしあき)1983年生まれ、東京都出身。2013年プロ入会。ツアーにチャレンジする傍ら、多くのゴルフメディアでクラブの試打を行って来たベテランテスター。現在はアマチュアのレッスンを行っている。サザンヤードCC所属。
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