テーラーメイド「P8CB」アイアンを人気テスターが試打レポート! カッコ良くてやさしい軟鉄鍛造アイアンは好きですか?
テーラーメイド シークレット試打ラウンド取材レポート【「P8CB」アイアン編】【PR】
日本の芝に強い! ラフでも抜けのいい“スピードソールデザイン”
野村 ソールもすごく良いと思いました。フェアウェイはもちろん、ラフでもヘッドの抜けが良くて、ボールが沈んでると思ったライからでも「パーン!」と抜けてくれた。夏ラフ全盛時のこの季節でも「噛んで飛ばなかった!」みたいなことがなかったです。使い慣れればラフからでも距離のジャッジがしやすくなるでしょうね。
小倉 確かに抜けが良かった。とはいえ、この抜けの良さは打ってみないことにはわからないでしょうから、是非とも芝の上で打ってみてほしい。打てば、誰でも抜けの良さがすぐわかります。
石井 本当は今回のようにクラブに対する先入観がない状態で、いきなりラウンドできるといいんでしょうけどね。それはさておき、ソールの抜け感もよかったですが、ボールも上がりやすかった。7番でロフト30度だから、ストロングロフトではないのですが、軟鉄鍛造だと普通は難しさが先立って球が上がりづらいですよね。
小倉 特に練習場のボールだと余計に上がりづらいから、打球の高さはなかなか感じづらいと思うんです。でも今回は芝の上でコースボールを打って打球の高さを肌で感じられました。ヘッドが大きくても抜けがいいし、つかまるし、当然大きいから芯も広くて、どこで打ってもペラ球(薄い当たり)になりません。
アジア限定モデルということで日本の芝対策も万全。その代表的な例が野村を唸らせたソール。最適化されたバウンス設計のミドルソール、緩やかなカーブであらゆる入射角に適応するリーディングエッジ、接地面積を減らしたトレーリングエッジが三位一体となったスピードソールデザインを採用している。加えて、精密マシンミルドフェースが適正なスピン量に導いてくれるので常に弾道が安定するというわけだ。
ボールが上がりやすくなければ、アマチュアにとってやさしいアイアンとは言えない
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